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ちょいグロ注意

妙腐









剣持「…」

伏見「刀也さ ~ ん ッ !」

剣持「…」

伏見「刀也さ~ん!」

剣持「あ っ、うん、何?」

伏見「体調悪くないですか?寝不足?」

剣持「え?なんで急に?」

伏見「何度も呼び掛けたんっすけど返事こなかったので!」

剣持「え、考え事してた ~ w」

考え事というのは僕の最近の疑問。

誰かに後を付けられてる気がしてた。学校帰り、家から出る時、外食をしてる時。僕がどこにいても見られているような感覚がした。そして今も、どこからか誰かに見られているような。


ピンポーン


と、チャイムの音が鳴った。

伏見「宅配?」

剣持「僕ちょっと出てきますね」



宅「ここをお願いします。」

剣持「分かりました ~、」

宅「それでは ~」



剣持「軽 ッ …」




伏見「なんすかそれ!みたいっす!」

剣持「僕も分からないんだけど気になる … 、」

伏見「開けてみましょうよ ~ !」

剣持「そうする~」


パカ


剣持「ッ ~ ッ !?」

伏見「作り物  …  じゃない ?」

その箱には人の゛目  ゛ らしきものが入っていた。


剣持「きもち゛わるぃ゛ …」

伏見「大丈夫すか!?すぐ捨ててきますね !」

剣持「ぅ゛ん  … 、」


幸いにもがっくんが何故かこういうのに慣れていたため直ぐに対処ができた。


伏見「気分は大丈夫っすか?」

剣持「うん … 、おかげで大丈夫。」

伏見「よかったっす!でも誰が …」

剣持「あの … 、がっくん、 もしかしたら …、」

伏見「?」

剣持「最近僕、誰かに後を付けられたり、見られたりしてる気がするんです … 、 だから、今回のはそれが原因かもしれないです … 。」

伏見「そんなことがあったんすね … 刀也さんに危険な目にはあって欲しくないから俺も出来る限りのことはしますね !」

剣持「ありがとうございます 。」











あの宅配からは一度も来なくなった。


ガサガサ


と、ドアの方から音がした。

朝早くだったこともあり、新聞が来たのかなぁなんて思いながら玄関へ向かうと手紙が置いてあった。


剣持「なにこれ … ?」



♡剣持くんへ♡

前の宅配は驚いちゃったかな?あれは私のかっわい~い!おめ目だよ、笑

取るのにも時間かかったし、痛かったけど剣持くんに無事届いたんだからよかったよ ~ !剣持くんに私の目を見てもらえるなんて幸せだよ♡綺麗だったかな?ちゃんと切れてたかな~?

次は何が欲しい ~ ? 剣持くんのためなら死ぬ以外何でもするよ ~ ♡髪の毛が欲しい?それとも、私、?

♡ ???より♡


剣持「気持ち悪… 。」

呆れた。僕のリスナーにこんな人がいるなんて、恐怖と呆れがあった。何がしたいの  …?


僕はそんな手紙をゴミ箱に丸めて捨てた。


これは他の人を巻き込めないや …、がっくんでも、

僕のリスナーなんだから僕が解決しないと。








0時頃から配信を予定していたけどいつも通りの10分くらいすぎて始めた。


剣持「はいど~も。剣持刀也ですよ ~ 、」

イェア!

もた…もた…

イェア!

きちゃ!


剣持「今回はですね -  、」

配信の内容を話そうとした時にあるスパチャのメッセージと値段が目に付いた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〇 枠嫁 ♡

15000

剣持くんいつも…

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


メッセージはまだ続いてるようでいつもはあまりみないが見てしまった。

剣持「少し待っててくださいね … 、」

と、ミュート状態にした。


剣持くんいつも

配信ありがとうございます!初めてのスパチャです ~ ! ♡私はずっとスパチャしたいと思ってました!本当にありがとうございます!

良かった。普通の人だった、紛らわしい..

ありがたいけど、


まだか?

どうした?

剣持「物を落としてしまって片付けてました… 笑」


かわいい


剣持「それで今日はマシュマロをね、読んでいきましょう」



剣持「クソマロしかねえよ…」



剣持くん、目玉。交換しようよ。送ったのあるでしょ?目玉交換しようよ。


剣持「ッ ~、」

あまりにも気持ち悪すぎてミュートにしてしまった。

剣持「ぅ゛え゛ッ、… ハ  ~ ハ ~ 、ッ … 。」



今日どうした?

体調わるい?

大丈夫か?

生きてる?

バグ?


深呼吸、深呼吸。無視すればいいだけだから   …  。

剣持「あれ …? あ  あ 

聞こえた!

剣持「ミュートになってた ? いやいや、なわけないですよ 、んふふ 笑」







ーーー


剣持「それでは今日の配信を終わりま~す 。」

おつアゴー

体調気を付けろよ

おつあごー




剣持「ふぅ … 。」

あのマロは通報しておいた。


ピーンポーン


急にインターホンがなった。がっくんか?

剣持「はぁ … 、 だから体調は大丈夫ですっ て … ?」

玄関には 先のとがった金属製のスプーンと瓶と手紙が置いてあった。

剣持くんへ。

今日はスパチャ読んでくれてありがとうね♡私は嬉しかったよ♡この3つのセットで剣持くんのきれーいなおめ目をくり抜いて私のめと交換しようね♡あっ!はめるだけだから簡単だよね?片目は見えなくなっちゃうけど私の可愛いお目目が剣持くんの目になるからいいよね?だって剣持くん、私の事大大大好きでしょ?出来たら明日の夜0時ぴったりに〇コンビニの裏側にそれを持ってきて私に直接わ♡た♡し♡て♡ね♡?


剣持「…僕がちゃんとやらなきゃ … 。」










夜0時


剣持「さむ … 」

夜の外はすごく寒かった。



剣持「…。」


?「けんもちく ~ ん 、 笑 ♡」

剣持「!」

?「あれ、ちゃんと持ってきてくれたんだねぇ ー ♡私、嬉しいよ?そんなに私のことが好きなんだね … ♡」

?「じゃ ~ あ、 この瓶をもら …」

剣持「 … 」

?「あっれれ … 、 これさぁ?゛空  ゛ だよねぇ?もしかして…」

剣持「だったら … ?」

?「私にとって欲しかったんだねぇ!?♡♡♡私ぃ、ッ!すッごくッ!嬉しいよぉッ!剣持くんッ!?♡♡♡」

剣持「ッ、ちょ ッ !」

僕の腕を勢い良く掴んできた。

?「こ ~ ら !w とるのに動いたら、ダメって言ってるでしょ?」

僕の目向かってナイフが振り下ろされた



が、


先に落ちたのは相手のナイフだった。


?「な ッ、」

伏見「大丈夫っすか?刀也さんっ!」

剣持「あぁ、僕は大丈夫です…けど、…」

伏見「怪我もしてないようで良かったぜ!」


?「なんで … 、!私の計画には…、」

剣持「だって貴方、僕に言ってないじゃないですか、 笑仲間はよんじゃないけないって。 んふふ、あはは ッ、」

伏見「それで、この人っすか?゛嫌がらせ ゛ の犯人は。」

?「嫌がらせ  … ?ちがう ッ ! これは私と剣持くんの愛を確かめ合うためにしたことだよ!」

剣持「…」

?「ここに来てくれたってことは、私が好きってことでしょ!?」

?「あ ~ 、嬉しいな ~ !式はいつにする?それともこんげつちゅ…」

剣持「あの、僕 、」

?「なに?意見があるの?勿論いいよ夫さん ♡」

剣持「僕には、好きな人がいるので貴方ではないです。 … はい、」

?「え ッ?嘘だよね?ね?」

伏見「そうっすよ。あんた、これ犯罪ですよ?」

伏見「これ以上刀也さんに近づくなら警察呼びますよ?」

?「…剣持刀也なんか大っ嫌い !お前も !」


と、そんな言葉をはきすてて走り去って言った。

剣持「… 良かった … 。 ( ホッ」

伏見「刀也さ ~ ん、」

剣持「?」

伏見「好きな人 って誰っすかぁ? ( ニヤ」

剣持「言いませ ~ ん」

伏見「え ~、 誰っすか ?」

剣持「え ~ 、 がっくん ?」

伏見「え っ、?………………..え ゛ !?」

剣持「それじゃあまた明日 ~ 、今日は本当にありがとうございました。」

伏見「ちょ!刀也さん っ!?さっきのって ?!」

剣持「ぁ ゛あ ゛ 、聞こえませ ~ ん !」

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