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Good afternoon
私でごさいます
日本ちゃんは受けですね
〜attention〜〜
政治的意図・戦争賛美一切無
死ネタ
日本受け・パラ日(CP要素薄め)
地雷さんは⇦
駄文・誤字脱字有
戦争関係の表現有
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太陽の光が温かくも眩しく、爽やかな風が抜ける、縁側。
そこから見える庭の景色は見慣れていても季節によって色を変える。
ある時は綺麗に植えられたチューリップに風で散る桜。
またある時は太陽のように強く咲く向日葵と生い茂る桜の葉。
季節によって色を変えようとも、この家である限り、居心地がいいのに変わりはない。
どんな色であれ、懐かしさを感じる僕の大好きな場所。
『パラオ〜おやつできたよ〜食べよ!』
「はーい!」
そして、僕の大好きな声。
「イタダキマス!」
『ふふふ、どうぞお食べ』
「ん…おいっしいよ!にほん!これなんて言うお菓子なの?」
『これはね、パラオ。日本の羊羹って言う和菓子だよ』
「ヨウカン?」
『そ、ヨウカン。どう?美味しい?』
「めちゃくちゃ美味しいよ!僕これ大好き!」
『本当⁈良かった!じゃあもっと美味しく作れるように頑張っちゃう』
「んふふ、にほんが作ったものならなんでも美味しいよ」
『あら嬉しいこと言ってくれるわ、パラオくん』
そういって、僕の頭を撫でてくれた。
僕は、この時間が大好きだった。
にほんの作るお菓子はいつも美味しいんだ。
でもね、それを日本が僕のために作ってくれることか嬉しいの。
『パラオ、おやつも食べたし散歩行こっか!』
「うん!」
そうやって、またお散歩に行く。
綺麗に咲いた花畑をにほんと歩くのはとても楽しかった。
にほんがお花を見る時の目はキラキラしてて、こっちまで幸せになるような笑顔だった。
『パラオ!綺麗ですよ、この花!』
「そうだね、にほん!」
『来年も見れるかな…?』
「きっと見れるよ、一緒に見ようね!」
『ありがとう、パラオ。』
優しく温かい太陽の光にさされながら、穏やかで優しい、春の風が吹く。
いつまでも、大好きなにほんと一緒にこんな日常を過ごせますように。
そう思っていたのに。
ある日、一枚の紙が届いた。
それを見てにほんは、悲しいような顔をした。
「にほん?どうしたの?」
『………あのね、パラオ、私……兵隊さんにならないといけないみたい。』
「どういうこと?にほん、兵隊さんになるの?」
『…そう。兵隊さん。だから、パラオにはしばらく会えないかな…』
「え⁈パラオにほんに会えなくなるの⁈」
『ごめんね、パラオ。でも、絶対帰ってくるからね。』
「本当?約束してくれる?」
『うん、約束するよ。大丈夫、絶対に、戻ってくるよ。』
「そっか、わかった‼︎にほん、頑張ってね!」
わかってた。兵隊さんになるのがどういうことなのか。
どれだけ、にほんが危険な場所に行くのか。
知ってた。
にほんは僕と血の繋がりはないけれど僕を本当の家族のように扱ってくれた。
自分の国が戦争で大変なのに、
僕に優しく接してくれた。
ねえ、にほん。僕、寂しいな。
でもきっと、僕がどうにかできることじゃない。
今僕にできるのは日本の無事を祈ること。
それだけ。
わかっているのに。わかっているはずなのに。悔しくてたまらない。自分が何もできないという事実が、悔しくてたまらなかった。
『じゃあね、パラオ。また、いつか。行って参ります。』
「またね、にほん」
そこから、にほんがいなくなって数ヶ月経った。
にほんがいない日常は、楽しくなかった。
いつもと同じお花畑も。いつもと同じ、縁側から見る庭も。
懐かしさも一切感じない。
ただ、僕1人の寂しい空間。
〜さらに数ヶ月後〜
『ごめんくださーい』
僕が、1番聴きたかった大好きな声が聞こえてきた。
「にほん!」
『パラオ、久しぶり。元気だった?』
そこにいたのは、僕の大好きな笑顔で立っていたにほんだった。気のせいかな、前より少し痩せている気がする。でもにほんはもともと痩せているし、こんなもんだろう。
「うん、元気だったよ、でも、寂しかった!」
『そっか、ごめんね、1人にして。数日だけだけど、一緒にいられるよ。』
「数日経ったらまた行っちゃうの?」
『…まあね。…でも、平和になったらまた一緒にお散歩したりできるからね。』
「ほんと⁈やった‼︎」
『えぇ、本当よ。』
久しぶりに会えた。
ほとんど自分の部屋に篭りっきりだったけど、1人じゃない、にほんがいるってだけで、すごく安心した。でも、またにほんは行かなくちゃいけない。
『パラオ、ごめんね、もう少しだけ待っててね。』
「にほん、絶対だよ!絶対、戻ってきてね。」
『ふふ、わかってる。パラオ、いい子にしてるんだよ。』
「うん‼︎いい子にしてる。だから…また会えるよね?」
『……ええ、きっと。』
『バイバイ、パラオ。』
その時のにほんは、またねとは言わなかった。
わかっている。
わかっていた。
わかっていたはずだ。
きっと、もうお別れなんだろうって。
でも、あの笑顔を見れば。
また一緒にいたいって思うから。
さようなら、なんていいたくないから。
また会えるって信じてるから。
数ヶ月後、紙が届いた。
その紙を見て、わかった。
でも、信じたくなかった。まだ、一緒にいたいから。また、一緒に散歩したいから。また、にほんのつくった美味しいお菓子をたべたいから。また、あの笑顔を見たいから。
あぁ、本当に僕は無力なんだな。
本当に、何もできないんだ。
ありがとうとも、ごめんなさいとも、一緒にいたいとも、最後の時ですら言えなかった。
にほんは僕にいっぱいくれたのに。
僕は、にほんに何もできていない。
ふと、最後に帰ってきた時にほんが自室にこもってたのを思い出した。
本当は入るのはよくないと思っているけれど。
きっと、入った方がいい気がして。
にほんの部屋は綺麗に整理されていた。
小さめな冷蔵庫に、少し料理ができるような台。
布団と、ちょっとした作業机。
机の上に物が乗っていた。
録音機と、にほんがいつも大切そうに育てていた一輪の花だ。
録音機を再生してみた。
『パラオへ』
そこにあったのは、僕の1番聞きたくて、もう聞けなくなってしまった声。
『パラオへ。私は、戦場に行くことになりました。パラオがこの録音を聴いている時、私はもう無事ではないでしょう。しかし、国の、国民の皆さんのために、お役に立てたのなら本望です。しかし、心残りもあります。
あなたです。パラオ。
…パラオ、私は、貴方といる時間が本当に幸せでした。
貴方の笑顔を見るたびに。
貴方の声を聞くたびに。
とても、幸せな気分になりました。
貴方は私にたくさん、幸せをくれた。
いつも一緒に散歩したお花畑も、パラオがキラキラした目でお花を見ている姿を見るのが楽しくて、楽しみでたまりませんでした。
毎回、私が作ったお菓子を美味しいと食べてくれる貴方が、私にとって生き甲斐でした。
そんな、私にたくさんの幸せをくれた貴方を置いて逝きたくありません。
それだけが。
私の、心残りです。』
「に…ほん…ぱ…らお…いいこに…してた…よ…ねぇ…にほん…」
『…………パラオ…私は…まだ…死にたくありません。…もっと…貴方と一緒に居たかった…。もっと…貴方の笑顔を見たかった…。もっと、貴方の頭を撫でて、優しく抱きしめてあげたかった……。
貴方と一緒に……生きたかった…。
…でも…神様は…どうやら許してくれないみたいです…。
ごめんなさい。パラオ…。……… やく…そくを…まもれ…なくて。
あなたは…本来、…もっと…幸せに生きる道があったはずなのに…。
失う悲しみを。知る必要もなかったはずなのに…!
私が貴方と居たせいで…貴方は悲しい、寂しい思いをしなくてはならなくなってしまった。
こんなことになるなら、せめてもっと一緒に散歩したら良かった。もっと、貴方と話せば良かった。もっと、もっと、…もっと、大好きと伝えれば良かった。
…あなた…は…わたし…にたくさん、幸せをくれた…!
ありがとう…パラオ。愛しています。世界で1番。大好き。』
「あ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”…にほん…にほん…いやだ…に…ほん…」
涙が止まらなかった。
こんな、泣きそうな声で、きっと辛いのは自分のはずなのに。
きっと、にほんも死にたくはないだろうに。
しばらく、泣きじゃくった。
とにかく泣いた。前が見えなくなるほど。
喉が枯れるほど泣いた。
どうして、僕は愛してるって言えなかったのか。
泣けば泣くほど、後悔は募った。
しばらく泣いて、少し落ち着いてきたとき。
もう一つ、手紙があるのに気づいた。
『パラオへ
パラオ、私の作った羊羹、美味しいって食べてくれたよね。
この部屋にある冷蔵庫に、特別な方法で保管した羊羹があります。
あれから、パラオのためにたくさん練習して作りました。
食べてくれると嬉しいな。
感想、ぜひ聞かせてね。』
冷蔵庫を開けると、沢山のお菓子があった。
それは、今までにほんが僕に作ってくれた、僕の大好きなにほんのお菓子。
タッパーに入れて保管されていた。
タッパーにはそれぞれ、僕が初めて食べた日と、そのお菓子の名前が書いてあった。
[◯月◯日 羊羹]
これか。
また今度、落ち着いたら食べよう。
まだ、手紙に続きがある。
『最後に。
私の大好きな、愛するパラオへ。
私は、貴方に沢山の幸せをもらいました。
貴方と過ごす毎日は、とっても楽しかったんです。
ですが、悲しいことに私が貴方と出会ったばかりにパラオは悲しい思いをしなければならないみたいです。
私は、パラオが心配です。
パラオはとっても優しいから。
いつか、誰かに騙されたりしないか、心配です。
本当は、私が守ってあげるっていいたかったけれど。
そんなことすら、出来ないみたいです。
本当、パラオには感謝しきれません。
でも、それと同時に謝っても謝りきれません。
ただ、私にとって貴方との時間は宝物でした。
貴方の笑顔を、貴方の温もりを、忘れることはできません。
約束を守れなくてごめんなさい。
もっと、一緒にいれなくてごめんなさい。
どうか、貴方が幸せに生きられる平和な世界になりますように。
日本より』
あぁ、この人はなんでこんなにも優しいのだろう。
もう、こんなこと言われて泣けずにいられるわけないじゃないか。
どうして、最後までこんなにも温かいのだろう。
本当に幸せをもらっていたのは僕じゃないか。
ごめんなさいなんて、こちらこそだ。
愛してるも、大好きも。
もっと、僕が言えば良かった。
にほんがいつも言ってくれてたのに。
僕はただ無言で抱きしめられることしかできなかった。
でも、にほんが僕を守って生かしてくれたのに、その命を僕が無駄にすることは出来ない。
僕が生きることが、貴方の幸せであるのなら。
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パラオぉぉ
長くてごめんなさい
なんか新しいシリーズ作ろうか悩んでる、
バイバイ👋👋
コメント
2件
シチュも声…?もリアル過ぎて…感動しそうです… 感情移入しやすい人は今頃涙腺崩壊してますね。 その位お上手なんですよ…! …新しい物語、ですか…気になります…!