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コメント
2件
うわああああ第2話も最高だった…!!熱で弱ってる仁人に優しく寄り添うはやとと、その優しさに少しずつ絆されてく仁人の心情が丁寧に描かれてて、めちゃくちゃ刺さったわ。特に「熱のせい」って言い訳しながらもはやとを意識し始めてるところが切なくて甘酸っぱい…。ラストのキスからの急展開、心臓持ってかれたよ。続きが気になりすぎる!!🔥
その後もはやとがふーふー、とお粥を冷ましてくれた後
俺の口に運んでくれた
でも申し訳なさと恥ずかしいで
尚更熱が上がった気がする
だけど気づけばなくなっていたお粥
俺そんな食欲あったんだな
はやとも「結構食べれるな」と少し安心したかのように笑った
お粥も食べたことだし
、とういうかあいつ今日仕事は…ないわ
なら大丈夫か
からになったおわんを片付けてくると言ってリビングのキッチンへ向かうはやと
よしじゃあお腹もいっぱいだし
寝るとしよう。
別に眠くはないし起きててもいいけど
俺が寝るまでまたおでこ撫でられ続けそうだから
寝たふりでもいいから
目を瞑っておこう。
まだはやとは帰らないだろうし、
ゆっくりと目を閉じる
キッチンから水の音がする
もう洗い終わったのか?早いなあいつ
流石はモテ男、佐野飯の後片付け担当なだけあるなぁ
と思っていたらこちらへ足音が近づく
そして俺の真横でその音は止まり
しゃがんだっぽい?
服が擦れる音と座る時に鳴るあの骨の音?がしたから多分
また撫でてくれんのかな?
…なに期待してんだ?
熱のせいかな。こんなこと考えちゃうのは
はやとに撫でられてもいないのに顔が熱くなる
すると頬に冷たいものが触れた
はやとの手だった
さっき水に触れたのもあって尚更冷たい
でもその冷たさが
熱くなった頬にはちょうどよくて
またおでこを撫でられた時と同様に
本能のままに擦り寄ってしまった
ごめんなと心の中で謝りはするが
この手から離れるつもりはない
ひんやりとしたはやとの手がどんどん俺の熱を冷ましていく。
その感覚が気持ちよくてたまらなかった
そのまましばらく
はやとの手のひんやり感を存分に堪能していると
スーッスーッと寝息が隣で聞こえ始めた
うっすらと目を開けると
ベットに突っ伏して寝ているはやとがいた
最近疲れてるみたいだったから
ずっと眠たかったのだろう
俺は無意識的にはやとのふわっとしたウェーブがかった髪を撫でていた
そして驚いたことに
関節の痛みが綺麗さっぱり消えていた
自分でも驚きだ
あぁ、腕を動かしても痛くないってなんて素敵なことなんだろう。
とかおかしいことをかんがえながら
だんだんと俺の熱で熱くなるはやとの手を
起きないようにゆっくり
はやとの元に戻してあげた
すると顔を上げてまたスーッと寝始めた
こうしてみると
改めて顔がよく整っているなと思う
23
蝉の抜け殻さん
2,302
長いまつ毛にもちもちな頬
しゅっとした鼻筋と綺麗な二重
少し端の上がっている唇も綺麗だ、
やっぱり俺とは格が違うよな
元々の土台がいいからな
それに加えて介護してくれる優しい人だし
根っからのいい奴すぎて恨めないし
どこまでもいい奴すぎるんだよはやとは
それで無理してないか心配になるんだからな
ちょっとは頼れよな。
少し不貞腐れたようなことを考えていてもはやとを撫でる手は止まらない
むしろもっと撫でたいとか思い始めている
ふわふわとした触り心地にたまにへにゃりと笑って
「じんとぉ〜…」
と幸せそうに俺の名前を呼ぶ
さっきのお粥のおかげか
声がだいぶ出るようになったので
そのお礼…?も兼ねて
「ここにいるよ」
と返すとはやとが
「すき、…じんと、だいすきあいしてる…」
急な告白に少し笑ってしまう
冗談は夢の中でも続いてんだなぁ
そういえば最近は前よりも可愛いとか
好きとか言ってくるようになったな
…なんでかは知らんけど
暑苦しいからやめて欲しいんだよな
26と28のいちゃつきなんて誰も興味ないだろってこの前まで思ってたけど
なんかみ!るきーずの間では
拝められているらしい。
嬉しいようで…なんか変な気持ちだ
でもそのこともあってか
なんだか最近はやとを、ほんの少しだけ意識するようになったと思う
さっき気づいたばっかだけどな
とはやとが薄く目を開けてこちらを見つめていることに気づいた
「あぁ、起こしちゃった?」
「うんん。…なんか俺が看病されてるみたい笑」
「疲れてんのに悪いな」
「いいの、仁人のこと大好きだからこれくらい当然」
さりげなく会話に好きとか入れてくる
しかも今回は大好きだ
…うん。やめよう心臓が破裂する
ん?待てよなんでドキドキしてるんだ?
冗談ならドキドキなんて…
その真実に気づいた時には
もう遅かった
リップクリームを塗った後だったのだろうか
すごく唇が潤っている
すっと俺の唇に重なる
その潤っていて綺麗なはやとの唇
熱を持っているのは俺なはずなのに
はやとの唇は
俺の数千倍熱くて甘かった
咄嗟にそのことに気づいた時離れようとしたが
後頭部を手で支えられているし
知らないうちにはやとの腕の中だし
逃げようにも逃げれない状況だった
逃げようともがいている間も
重なっている唇
だんだん深くて甘い口付けに飲み込まれていき
気づけばもっと、と求めている自分がいた
口の中を好きなようにぐちゃぐちゃにされているというのに
嫌だなんて思ってもいない
むしろ嬉しいなんて思っている
多分俺は
「っはぁ、…はぁ、、きゅ、急にすんなよっ」
その答えに行き着く前に唇が離れた
俺らの間に見える銀色の糸に
あぁこんなに深く口付けをはやととしたんだなと視覚的にも
自覚させられて恥ずかしくなる
ほんとに熱上がるてか上がったよ
肩で息をする俺とは違い
はやとを見ると
まだ足りないと言いたげな目線でこちらを見つめていた
こいつ病人に容赦ないな。
さっきまでの優しさはどこに行ったんだよ
「…好きだよ仁人の事本気で」
改めて言葉にされるとやっぱり恥ずかしくて
思わずはやとの腕の中から抜けて
布団をかぶってしまう
俺もって言いたいのに
なぜかいえない
長年ずっと友達だと思ってたけど、
今更になって好きだったことに気づいた
だからこそ言葉にするのが難しい
でもさっきはやとの目を見つめた時
分かってるみたいな目だった
俺が言葉にできないの知ってるから
だけどこれは言葉にしないと
俺が嫌だ
「…俺も、す、好き、、」
俺の言葉にパッと顔を明るくするはやと
そしてまた抱きしめてきて
「病気治ったら続きしようね」
「…お前熱上げる気か?」
「ふふ、どうだろね?」