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「1013に向かうぞ。そこに美鶴がいる」
member「「了解しました。ボス!」」
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member《《ボス。All readyです》》
《わかった。それでは、始めよう》
「俺の女に手を出したんだ…それ相応の対価を払う覚悟はあるのだろうな」
それからは速かった
皆は各々の怒りを銃弾と共に吐き出し、飛び回る
絶え間なく響く銃声は、まさに我々の怒りの強さを体現していた
私自らも前線に立ち、敵をなぎ倒し、アジトを壊滅させる
そのスピードは大型犯罪を行う時よりも速く、まさに”衝動”であった
ピピッ
敵のギャング全員の拘束が終わった頃、無線が入った
ruf《ヴァンダーマー様。》
《どうした、ルーファス》
ruf《敵のアジトの地下にて、美鶴様を発見いたしました》
《っ…すぐに向かう》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ruf「ヴァンダーマー様。美鶴様の拘束はすでに外しておいておきました」
地下室に入ると、ルーファスに抱きかかえられた美鶴が目に入る
2人の元に駆け寄り、ルーファスに代わり私が美鶴を抱きかかえる
その時、揺れによりおきたのだろう、美鶴と目が合った
美鶴「ゔぅっ……ヴァン、さん?……」
「美鶴っ…すまなかった。辛い思いをさせたな…」
美鶴「……っ大丈夫、です………っ……私は、MOZU、の…メンバーですからっ……」
美鶴は時折痛みに顔を歪ませながら言葉を紡ぐ
その姿に、また怒りが湧いてくるが、今は美鶴の治療が優先だ
美鶴の負傷箇所はそこまで多くない
しかし、どうにも意識の混濁が激しい
すぐに治療してやりたいが、ここに長居をすればじきに警察が到着するだろう
そのため、アジト宛に個人医を呼び、メンバーと共に美鶴を守りながらアジトに戻った