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side凪
「おはよー」
「おっはー」
教室に着いて、俺と律が声を揃えて言うと、女子は目を輝かせてこっちにきた。
女子はあんま得意じゃないから、大群を避けて自分の席につく。
律だけになると、女子は一斉に律から離れて、また俺の席に来る。
「ごめんだけど、今から勉強するから構ってる暇ない。」
少し強く言うと、女子たちは何か言ってたみたいだけど、俺から離れた。
横の席を見ると、友達と話しているさくらちゃんがいた。
丸っこい顔にパッチリした目。
愛嬌もよく、笑顔がものすっごく似合っている。
ー かわいい。
ずっとさくらちゃんを見ていたいけど、
俺は女子軍に勉強をすると言ってしまった。
勉強をしようとするも、横の席がさくらちゃんのせいで全く集中できない。
可愛すぎるんだよ。
はあっと顔を抑えると、さくらちゃんが声をかけてきた。
「どうしたの?」
きゅるんとした目で上目遣いはやばい。
さすがに反則。
「何もないよ。」
平然を装うけど、心のドキドキは治まっていない。
「大丈夫?顔赤いよ?」
平然を保てていたと思っていたけど、全く装えていなかったのかもしれない。
「大丈夫。」
「無理しないでね!」
少し優しい笑い方を急にするもんだから、
さっきの心のドキドキが急速に上がってしまった。
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