何でも許せる方のみお進みください。
ゾムside
授業終了のチャイムが鳴る。
「きりーつ。礼」
『ありがとうございました〜』
ガタガタと音を立ててそれぞれ帰る準備を始める。
やっぱ最後の授業が終わった時が一番開放感半端ないな。
「ぞ〜むっ!一緒に帰ろ〜!」
既に準備を終えたシャオロンと大先生が声をかけてくれた。
「あ〜、でもしゃおちゃん」
「ゾム、ロボロと帰るんちゃうん?」
そういうと、思い出したかのように、手をポン、と叩く。
「あ〜、ほんまやん!」
「そんじゃ、下駄箱まで一緒に行こうぜ!」
俺の手を引っ張っていく。
「…おん、!」
俺、めっちゃいい友達持ったな、、、(泣)
「ゾムさんめっちゃ悪い顔してんねんけど」
「なに企んでんのやろ」
酷い言いがかりである。
俺は喜んでるだけやのに。
「じゃ〜なゾムッ、!また明日〜〜!」
帰りはあっという間で、手をぶんぶん振って歩いて行った。
「………はぁ、」
俺は一人、ため息を溢す。
今日あったことが気まずすぎて一緒に帰る気になれへん…
下駄箱にもたれながらロボロを待つ。
「ん、?ゾムさんやないすか」
「あ、ショッピ君」
ちょっと救われたんやけど
「誰か待ってるんすか、?」
「あ〜、ロボロ待ってんねん、(笑」
「暇でしょ、ワイと帰りません、?」
「え、!いいん?」
「どうせ家寄ってくんやったら直で行っちゃいましょ、」
丁度暇やったし…
「じゃあそうさせてもらおっかな…、!」
「そんじゃいきましょ〜!」
いつもより元気よく、俺の手を引っ張っていく。
ちょっと恥ずいな。
まぁ、ショッピ君のことやから、何も気にしてないやろうけど。
がしり、ともう片方の腕を掴まれる。
「………え、」
「…どこいくん、?ゾム」
「あ、ロボロ、」
「一緒に帰るよな、?」
そう言い、にこり、と圧のある笑顔で笑う。
困っていると、ショッピ君がロボロの手を払う。
「んなッ、」
そのまま俺を引き寄せると…
「ゾムさんは俺のなんで。そんじゃ」
笑ってそう言った。
回覧ありがとうございました。
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コメント
8件
良い……ですね👍🏻👍🏻
うわお、 ロボロさんやばくなりそー!! 次作楽しみ!!
えぇーーーー!? まさかの展開...! 流石に神作すぎて言葉が 出ない...!!