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4,000字オーバーになっちゃったので2つに分けました💦)
汗を流そうと、翔太くんを抱き抱えてお風呂場まで連れて行く。
大人しく腕に抱かれている。片腕は俺の背中に回されて、もう片方は俺の鎖骨をなぞっている。
なんだかどんどん、女子化してきている気がする。まぁ嫌いじゃない。
湯船に浸かって真剣な顔で聞いてみる。
蓮 🖤 『で、どうだった?』
翔太💙 『ん?何がぁ』
蓮 🖤 『セックスだよ』
白い肌がみるみるピンクに染まっていく。さっきまでベットで善がっていた人とは思えない。
翔太💙 『やめろよ//そんな恥ずかしい事聞くの////』
蓮 🖤 『次回の参考に聞いておかないと。取り敢えずは青色のリボンを買わなきゃね』
翔太💙 『バカ///いらねぇよそんなもん///もう俺先に上がるからな!』
全身をピンク色に染めて、口を尖らせた翔太くんの可愛いお尻を見送った。
あぁ、感想聞けなかった。まぁ初めてにしては気持ちよさそうだった。
お風呂から上がると、スキンケアを入念にしている翔太くんの姿があった。
翔太💙 『蓮も座れよ。特別に俺がお肌を手入れしてやる。その代わり髪の毛乾かして』
蓮 🖤 『じゃぁお願いしょうかな』
向かい合わせで翔太くんが俺の顔面に色々と塗りたくっていく。普段そこまでスキンケアには気を使わないからなんだかくすぐったい。鏡を見てみるといつもより艶やかになった気がする。
翔太💙 『蓮は肌が強いんだな。モチモチしてて綺麗だ。若さかな』
蓮 🖤 『じゃ次は俺の番だね』
そう言って、髪の毛を乾かした。こういう何でもない時間こそ二人で分け合って過ごしていきたい。
翔太💙 『ご飯の準備するから手伝って』
蓮 🖤 『すごいね、これ全部翔太くん作ったの?』
翔太💙 『まさか・・・俺はこのローストビーフをカットした!他にも色々と切ったよ。
ケーキはちゃんと一から自分で作ったぞ!ちゃんと涼太の言う通りにしたから美味しいはずだ』
蓮 🖤 『ふふ・・・ほぼ館さんじゃないか』
翔太💙 『愛情を注入してる!』
蓮 🖤 『ありがとう♡食べようか』
翔太💙 『うん・・・うまっふふ涼太すごいな』
蓮 🖤 『見てこれローストビーフ繋がってるよ。ちゃんと切れてないふふッ』
あっ拗ねた・・口を尖らせてる。可愛い♡
蓮 🖤 『好きだね翔太・・・繋がってるの♡』
翔太💙 『バカ////変態』
食事を終えて、洗い物をすませるとコーヒーを淹れてケーキの準備をする。ソファに座ると翔太くんが何やらゴソゴソと包み紙を差し出してきた。
翔太💙 『これ涼太からふたりにって』
包み紙には〝最後に開けてね〟と書かれている。
蓮 🖤 『じゃっケーキ食べてから開けようか』
舘さん監修の手作りケーキはとても美味しかった。二人で食べるには大きすぎた・・・
翔太💙 『明日、涼太のとこ持って行って一緒に食べよう』
明日、お礼も兼ねて館さんの家に行くらしい。
蓮 🖤 『明日は4時には帰って来られるからね。それまでには帰ってってね』
翔太💙 『うん』
片付けをすませて、包み紙を開ける。中からさらに包み紙が出てきて〝翔太へ ベットで開けてね〟二人同時に首を傾げた。
蓮 🖤 『翔太くん宛、みたいだけど?』
取り敢えず寝室に移動し、包み紙を開けた・・・!
翔太💙 『きゃあっ!』
もう女の子じゃん。
そこにあったのは、サイドがフリフリのレースで遇らわれた、ミルキーブルーの紐パンだった。
薔薇柄のエプロンといい、一体全体どこで買えるんだこんなモノ。
紐パンを人差し指と親指でツマミ、照明に掲げてみる。
翔太💙 『おい、変態やめろ////』
包み紙には俺宛のメッセージも書かれていた
〝蓮 感想聞かせね〟
・・・感謝してもしたりないな。
翔太くんに向き直ると、逃げ腰になった彼女がものすごい素早さで紐パンを奪い去ろうとしたので、腕ごと捉える。
翔太💙 『やだやだやだ、やめて、離して、絶対イヤだからな』
蓮 🖤 『まだ何も言ってないのに、そんなに期待されたらねぇ彼氏としては応えざるを得ない』
館さんからのプレゼントを目の前に晒すと、翔太くんは顔を真っ赤にして視線を逸らした。
蓮 🖤 『ちゃんと推しカラーだよ♡履いてきて、翔太・・ねっお願い』
暫く駄々を捏ねたが、明日焼肉をご馳走することで交渉が成立した。
憤慨したように紐パンを俺から奪うと着替えに脱衣場へと向かった。
俺はというと、念の為・・永久保存用にスマホをこっそり準備する抜かりなさだ。
恥ずかしそうに部屋に入ってくると、モジモジしてちょこんとベットの端に座った。
座った側から、翔太くんを自分の前に立たせると両手を握って目を捕えた。
蓮 🖤 『自分で脱いで見せてよ』
翔太💙 『////やっ・・・何で恥ずかし事ばかりしなきゃならないんだよ』
蓮 🖤 『翔太が可愛いのが悪い』
両手を引き下げ跪かせると唇を奪う。エロい下着のおかげで昂っているのか、頰を赤らめ何だかすごく艶めいて見える。
蓮 🖤 『どうぞ』
渋々、下のズボンを脱いで、シャツを名一杯下に引っ張っている。
蓮 🖤 『そんなに焦らさないでよ♡却ってエロいよ。何も着てないみたいに見える』
翔太💙 『もぅやだ』
仕方なしに跪いたままの翔太くんのシャツを脱がせると、恥ずかしそうに腕を前で組んでいる。
蓮 🖤 『それじゃちゃんと見えないでしょ』
腰を掴んで持ち上げるとそのままベットに横たわらせた。恥ずかしそうな彼女は首を真横に向けてシーツを掴んでいる。
今だな・・・ニヤリ
蓮 🖤 『最高にエロい・・カシャっ』
翔太💙 『おまえ、何撮ってんだよ!やめてよ、この変態野郎。消せよ』
蓮 🖤 『翔太くん、俺の前髪かきあげ動画を撮らせてあげるよ♡』
翔太💙 『ホント?言ったからな!絶対だぞ』
セクシー紐パン装着翔太 > 焼肉
紐パン翔太永久保存版写真 > 前髪かきあげ動画
なかなかコスパのいい交換条件だ。どちらもお金では買えない代物だ。
翔太くんにとっては同等の価値があるらしい・・・
さぁてこれは食さないと失礼ってもんだ。