家を引っ越したり、携帯を解約したり
あれ…結局はどうやって彼と縁を切ったんだっけ…
それから、2年が経っていた。
思い出せない、いや思い出したくないのかもしれない
しかし、彼とは縁を切って、やっと新しい生活を始めることができたんた
ー照sideー
俺は、優里ちゃんにさっきのことを話そうと思った
優「照くん、さっきのことなんだけどね…私、」
照「ごめん。」
俺は声を重ねた。
照「ごめん。優里ちゃん。俺、好きな人がいるんだ。好きだということはこの前気づいたばかりだけど、どうしても彼女に惹かれてしまうんだ。」
そう、話す俺を
彼女は真剣な顔で聞いてくれる。
優「それってさ、やっぱり由衣?」
俺は頷いた
優「そっか~、由衣か~。それなら、仕方ないな笑」
笑っているけど、必死に涙を堪えてるのがわかる。
「あのね、由衣には秘密だけど、あの子も絶対照くんに気があるから。ちゃんと幸せにしてあげてよね⁉」
と、微笑む。
その笑顔は本当に天使のような優しいものだった。
でも、ふと今の言葉のが頭の中でリピートされる。
え、?
由衣が、俺に気がある?
俺は、嬉しくも恥ずかしくもあって。少し顔を赤くした。
今すぐ、由衣の顔が見たくなって、ふっかと由衣が乗っている個室に目を向ける。
え?
は?
由衣?
ふと見えた彼女は、
俺が好きなくしゃっと笑う笑顔ではなかった。
何かに怯えながら、涙を流していたんだ。
でも、明らかに、ふっかを拒絶している。
あいつ、由衣に何をしたんだよ…
コメント
4件
最高です!♡
めっちゃ遅れちゃってごめんなさい🙇♀️とても面白かったです!続き楽しみにしてます(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°