皆様方……どうも、シル汁です
今回はただ凪風が女装して遊ぶだけの話です。
平和ですね。
⚠️御本人様とは一切関係がございません、口調が迷子で誤字脱字が多く、方言が出ている可能性があります。ご了承ください。
御本人様として見るのではなく悪魔で二次創作なので別物として楽しみましょう、
skng
……最近女装してないな…。時間は出来てきたんだが、誰かを巻き込まないと今回の欲は抑えきれないな……うん。いやー…普通なら相方でも使ってやれば良いんだが、身長がたけーでけーわだからな…。奏斗ぐらいか?女装して見たいとは言っていたし。空いてる日に女装さそう…。予定が確保できたらこっちで服勝手に決めるか…あっ、あとメイクとかもこっちにおまかせして貰おう。うん。
「奏斗、空いている日ありますか?良かったら一緒に遊びません?」
すぐ返信が来た
「いーよ。アキラはいつ空いてる?」
「私は貴方の日程に合わせる予定です」
「りょーかい。○日が空いてる。で、何するの?」
「ありがとうございます。実は……」
すらっと日程が決まり、普通に女装で遊ぶ事に了承してくれた。
よーし!こっちから色々用意しておくからな。
今回は奏斗がいるから統一感だしてみるのもいいし、私達二人が違う路線に言ってもいいな…。奏斗の私服は基本的カジュアルだから、私服と違う方向…ってのも良さそうだな。私はシックな感じで行こうか……。うーーん。奏斗にフリルが付いているものを着せたい欲が出てきてしまった。
まぁいいだろ。あっちがいいって言ったんだ。そして普通にバッチバチの女装のしてもらおう。
奏斗……喋ったり動いたりしてると子供っぽいんだけど、黙ってたら普通にイケメンだし甘めの顔つきしてるからな…。メイク乗り良さそうな顔だな……。…前の案件がきた時、全然良かったしな。水色ベースで組んで見るのも良さそうだ。私の中の好奇心がうずうずとなっているのがよく分かる。
さーて、奏斗のコーディネートはあとからにして、今は私のでも考えておきますか
今回はちょっと踵部分が高い靴でもはこうかな。アイツも180乗ってないとは言えデカいからな。
いやー今の時期で良かった、ほんとに。
私はちょっとウィッグを被らしてもらおう。奏斗はウルフだ。ウィッグ無しでも違和感ないだろ。
私は黒をベースとしたシックな服装になり、奏斗には水色をベースとした可愛さ全開の服装になった。路線はコレで行ける。が、可愛さマシマシの服が無い!!!!!そりゃぁ、私が可愛いと思って買ってるものもあるので可愛いと思う服は何着かありますよ。けど今回着させようと考えている色では無いのが惜しいところ。しかもサイズが合うか分からないと言う。
よし、無理矢理予定をこじ開けて奏斗を連れ回すか、
……やっぱ、私から探し出した方が良いかもしれない。そうしよう。
knt
アキラと一緒に女装して遊ぶ日がくるなんて思ってなかった。いや、うん、女装して見たいとは言ったけど……ホントにするんだ。僕全部アキラに任せたから当日までのお楽しみだ。
まだ細かい流れは決まってない。けど予定時間だけ決まっていれば何とかなるだろう。大まかな時間が確認できていればそれでいい。
とりあえずそれだけ決めるか
……以外にも早い時間。起きれてたらいいな。まぁ、昼からなんだけどね?いっつも起床するの大体お昼…、まぁまぁまぁ、行ける。行けるでしょう僕なら、この風楽奏斗様だからね。
アキラはどんな服を僕に着せるんだろう…。いつも着てる路線に沿ってコーデするのか、それともひと味違う感じにコーデするのか……ちょっとだけワクワクが止まらない。
アキラから見た僕が完成される日でもあるから、楽しみで仕方がない。仕事も頑張れそうだなぁ…。
ついにその日が来た。とりあえず集合場所はアキラん家!僕は楽しみで仕方無く、鼻歌を歌いながらアキラん家に向かった。
ついた。チャイムを押す。
「いぇーい!アッキラー!来たよー!」
するとドアの向こうからドタドタとこっちに向かってくる音がした。
「奏斗!!!!こっちへ!!!」
グイッと腕を引っ張られ、僕は家の中に入っていった。
何や何やとアレコレ物事が進んでいって、僕はほぼ何も来てない状態でアキラに化粧された。普通に寒いよ、アキラ。
「奏斗……貴方やっぱり下地から綺麗だから……」
なんかブツブツ言ってる。化粧しながらブツブツ言うのは、全国共通なの?
「ほら、完成しましたよ」
体感2時ぐらいの事、やっと終わったと思いアキラから渡された鏡で自分の顔を見た。
「……ぉ、すげぇ」
漏れた言葉は一言だけ。僕自身内心バクバクで仕方ない。やっと一息つけると思った瞬間、
「奏斗!!休む暇ないですよ!次は衣装です!!今日の為に貴方に似合う服を位置から選んだですから!!」
そそくさと、着替えがスタート。いつになったら僕はこの束縛から開放されるんだー!!
「ほら、完成しましたよ」
何時の間にか着替えていた、目の前にいる自分が自分じゃないみたいな。思わず笑みが出る。自分自身の女装姿なんて想像出来なかったけど、予想以上に可愛い僕の姿にアキラも万遍の笑みを浮かべている。
「次はアキラでしょ」
そう言うとすぐ準備に取り掛かるアキラは何か面白い。
僕は気長にエゴサでもしていよう。
「奏斗ーー!!!準備できました。外に行きましょうか」
普通にビビった。目の前にいたのはアキラだったが、一瞬アキラがアキラじゃないみたいに見えた。何時もより、気合いの入ったバッチしメイクに、色気がある感じ…アキラじゃないかと思った。
が、鏡の前にたってみると、僕が可愛くて、アキラが色っぽい感じ、対みたいな感じではある。
まぁ、そんな感想を述べようとした僕を他所に、アキラは僕の手を掴んで外に出た。
暑っつい…冬なのに暑い……。何この暑さ…そう言いながらアキラと一緒に歩く。
アキラは女装に慣れているからか
「仕方ないでしょ、貴方に合わすために今回はガチめの女装にしたんですから。あなた普通に体格良いから重装備になるんですよ。」
と、さも当たり前かのように放たれる。
くっそぉ、と思う僕。まぁ今日はメイクや服を仕立ててくれる代わりに、僕が食事を奢るような感じではある為、そこそこ充実していると言えばしている。
歩いていたら、街ゆく人からコソコソと言われる。そりゃそうだ。170後半野郎が二人揃って女だったら、いくら本物の女性だとしてもびっくりするだろう。
ある人からは「可愛い」と言われ、別の人からは「でかい女」と嫌味ったらしく言われ、ある子からは「お姉さんたち身長高いね」と言われ、アキラに比べて高い声を出せる僕が相手をする。めんどい。
アキラはアキラで、お姉さんマシマシの顔だから色んな男からちょっかいがかかる。僕は女性、アキラは男性を相手にしているから、楽しいんだけど、これまた疲れるような事だ。
アキラにコソッと聞いたら、そりゃそうでしょう、と返答されて。まぁそうか…
やっと人が少なくなってきて、僕たちも自由がきくようになった。僕とアキラは、人に色々揉まれていたから、疲れてはいたものの、何時もなら体験できない女装したまま街を歩くのも楽しくて、僕はアキラが気になる店へと足を踏み入れ、何事も無かったかのように、楽しい時間を過ごした。
skng
「今日はありがとうございました。」
私から持ちかけた女装に乗ってくれた奏斗、衣装やらメイクやらは、私が担当したが、奏斗が全額今日の飯代を奢ってくれるとは思っていなかった。
色んな人に揉まれ、挟まれ、喋られ、の一日だったが、そんな事苦に思わないぐらい楽しい時間でもあった。
厄介な事はあったが、この経験を活かして、また奏斗か誰かを女装して街を歩いていく、この趣味につき合わそうと思う。
私の自己満でしかないが、ノリ気になってくれる人がいるだけ、恵まれた人間ではあるが、この楽しい時間を忘れないように、思い出として残すために、定期的にやってやろうかな…。次の女装が楽しみだ。
コメント
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初コメ&長文失礼します! ほんとにシル汁さんの風凪が大好きでして、今回のお話もとても良かったです! そして、良ければなんですが女装した風凪を描いても宜しいでしょうか? 水色ベース、良いのが沢山思いついたので、 これからも応援してます!長文失礼しました。