カーテンのすき間から、
やわらかい光が差し込む。
ソファに寝転びながら、
今日の予定を確認
その隣で、若井はキッチンに立ってコーヒーを淹れていた。
「元貴〜、砂糖入れる?」
「うん、あと牛乳もいっぱい入れて」
湯気の立つマグを受け取ると、
ふわっといい香り。
若井が向かいのソファに腰を下ろし、その隣にさりげなくちょこんとくっつく。
「……なに?」
「寒い」
「いや、それ俺にくっつく理由?」
「……ダメ?」
「いや……ダメじゃないけど、」
「あと、若井温かくておちつく。」
ちょっと照れたように笑って、
若井が僕の頭をぽん、と撫でた。
「……甘えん坊だな」
「いいでしょ? 休日なんだし」
テレビからは小さな音量でニュースが流れてる。
特に話すわけでもなく、ただ寄り添ってコーヒーを飲む。
とは言っても、砂糖にミルクドバドバで、もはやコーヒーと言っていいのか分からない。
窓の外では風が木々を揺らして、家の中はその分、より静かに感じた。
「若井」
「ん?」
「こういう時間、好きだよ」
「俺も。……一緒にいるだけで、 満足」
にこっと笑ってみせる。
その時、
ほんの少し若井の顔が赤くなってたのは僕の見間違えだろうか。
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初投稿( )
文才能力無さすぎてごめんなさい🙏💦
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