🍆視点
今日は雲一つない晴天だ。
何の用もなくても外に出たくなる。
心地の良い春風。暖かな日差し。
こんな日にはかわいい女の子でも
お茶に誘えたらいいな…
なんて考えていれば目の前を通った
顔見知り。
考えるよりも先に体が動いた。
🍆「お茶でもしませんか??」
ゆっくり振り向くあの子の行動
1つ1つに胸が高鳴る。
『お久しぶりですね。
まだそんなことしてたんですか??』
不満げにそう言った。
表情、しぐさ、行動に目が離せない。
🍆「…おんりーちゃん。」
そう名前を呼べば睨みつけられる。
『ほかをあたってください。』
そう言い残し立ち去ろうとする
おんりーちゃんの手を優しく引いた。
🍆「ちょっとだけだから…だめ??」
🍌視点
用もなく駅前でフラフラしていると
聞き慣れた声が聞こえた。
振り返ってみればヘラッとした笑顔の
“元カレ”だった。
3年前相手の浮気で別れたのだ。
多少の嬉しさもあったが
何より怒りがよみがえってくる。
『ほかをあたってください。』
と言い残しその場を立ち去ろうとしたが
手を引かれた。
子犬のような真ん丸な瞳で見られる。
先程までの笑顔はなく
心なしか寂しそうだ。
自分が貴方の顔に弱いのを知ってなのか
あるいわ無自覚なのか分からないが
可哀想に見えてしまった。
『…ぼんさん。』
2000♥↑
コメント
14件
続きが気になり過ぎますッ!! ほんとにめちゃくちゃ最高です!!!✨
遅れた…←バカタレ もう尊死しそうなんですけど()
2000失礼🥰 ちょっと冷たい感じの🍌チャンがとても良き…可愛い所もある🍆さんめっちゃ可愛い😇