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君の隣にいる僕は

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君の隣にいる僕は

2 - 第2話「始まり」

♥

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2025年02月14日

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何度目だろうか。

消えて行く叶を見届けたのは_

________________________________


叶と始めて出会ったのは、村の橋にある

少しボロい教会だった。


「おはようございます、サーシャ。」


毎日この会話から始まり

夜になると、魔物を狩りに

静まり返った森へ行った。


『なぁ、叶』

「どうしましたか?」


『お前は__?』


そう聞くと、お前は毎度、

笑って 誤魔化していた。


俺の投げ掛けた問いには答えずに_


…毎日、あいつの元へ行くのが

唯一の楽しみだった。


_あの日までは。


その日は、あいつが教会にいなかった。

村中を探し回ったけれど、

どこにもいなかった。


すると、どこからか

子供の泣き声が聞こえてきた。


『…は?』


『おい、叶…叶ッ!!(震)』


もう手遅れだった。

魔物に襲われていた

子供を 庇ったのだろう。

俺はその日、初めて泣いた。

その時、どこからか…


鐘の音が鳴った_

君の隣にいる僕は

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