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……………嗚呼、いつもどうりの日常がはじまる。
朝ごはんを作って、食べて、シャワーを浴びて、着替えて、神に祈りを捧げ、学校へ向かう。
私は神が嫌いだ。なのになぜ祈りを捧げるのか…
理由は母だ。
母は宗教団体に入った。いや、入ってしまったのだ。
そのせいで母は狂い、毎日神に祈る。
私は祈らなかったら母に殴られた。
「私たちは神様のおかげで生きているの!なぜその神を崇めようとしない?お前は人間の恥だ!」
って。そんなのどうでもいい。私はただあの頃のように皆で幸せに暮らしたいだけなのに…
ふと、昔の写真が眼に写る
………これは小学生のころの写真か。
私と兄の2人が写る写真。これは冬に撮ったものだな。
父と母は3年前に離婚した。そのとき私と兄は離ればなれになってしまった。
あの頃は服を沢山持っていたが今は制服ぐらいしかない。
………………………
そろそろ学校に行かないと。
「早くこんな生き苦しい場所から離れたい」
~学校~ 3−2
「おはよう」
友1「あ!おはよー!」
友2「今日もはやいね!」
「そうなんだ。」
私のゆういつの居場所は”学校”だ。
学校は楽しい。だからこそ時が過ぎるのが早い。そして気づいたら放課後だった。
帰らないといけないのがつらい。
~家~
「ただいま。」ボソッ
母はいつもどうり家にいなかった。
「明日は私の誕生日か…」
そんなことを考えながら眠りについた。
~翌日~ 12/13 7:30 土
今日は私の誕生日か…
母は祝ってはくれない。しかし今年は祝ってくれるかもしれない。そんな期待を胸にリビングへ向かう。
「おはようございます」
母「おはよう。」
………………………祝ってくれるという期待は消えた。
もういやだ。こんなところは。
すると
母「話がある」
そう言われた。いやでも私は期待してしまった。そして母の口からは…
母「神の為にお前が命を捧げろ」
命を捧げる。それは死ぬこと。私は断ろうとした。しかし、
母「今から行くぞ」
私に拒否権なんてなかった。
生きる意味がわからなくなった。
そして私は母の運転する車に乗った。
~宗教の施設~
そこには大きな施設があって、大きな池があった。
母いわく
「あそこは神様の力がやどっている池」
ああ…いつも神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様
命を捧げるには池に溺れ死なないといけないらしい。
私は無理やり池に入れられた。
池は思ったより深く、永遠に続いてるのだろうかと思うほどあった。
真冬に入っているから凍え死にそうだ。
どちらにせよ死ぬのだけれど。
私はゆっくり眼をつむった。
主人公
次回~生まれ変わり~