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国木田「そいつが例の…」

国木田さんが含みのある言い方をする

太宰「うふふ。かわいいでしょ」

それにしても、きれいな人だなぁ

中也「きっしょいこといってんじゃねぇぞ」

男性…でした。すみません。

敦「その…例の、ってどうゆう意味ですか…?」

太宰さんが国木田さんへの牽制であろう睨みをきかす。

国木田「…しかるべき時がきたら教えてやる。」

敦「あ、はい…」


物騒探偵社

太宰「ただいまー」

太宰がいきおいよく扉を開けた。

乱歩「よくやったな、まぁ僕のほうがもっと上手にできるけどね!」

飲み終わったラムネを乱歩がひっくり返して遊んでいる。特に意味はなさそうだ。

太宰「おほめに預かり光栄です。乱歩さん」

中也「お前敬語使えるんだな」

中也が冷ややかな目を向けるが、それに対して気にも留めずに中也に抱き着く

太宰「うわ~辛辣~。可愛い~」

中也が太宰を無言で引きはがした

国木田「それで、そいつのことはどうするんだ?」

国木田が遅れてしまった予定を取り戻すために高速タイピングをしながら問う。

太宰「そいつじゃないよ。中也。」

またもや中也に抱き着き、唇を尖らせながら太宰が言った。

中也「お前が言うな。」

敦「それに、もう社員寮も空いてないですし…」

太宰が心底嬉しそうな笑みを浮かべる

太宰「う~ん。それは困ったなぁ。どぉしようか?」

太宰が対して困ってなさそうな嬉々とした声をあげた

中也「…なぁ…」

太宰「仕方ないから私の部屋に来たまえ!」

苦虫を嚙み潰したような顔を中也がした。

谷崎「あ、なんか他人と一緒の部屋だと寝れないタイプとかですか?」

谷崎。空気を読む。

中也「いや……う~ん…そういうわけじゃあないんだが…」

敦「どうしたんです?」

敦がお茶をついで持ってきた。

谷崎「社員寮どうするー?って話」

中也「他人がいや。というよりは、太宰がいや。だな」

はっきりと中也が言う

太宰「中也ったらツンデレ♡」

また太宰がくねくねと中也に絡みつく。

谷崎「あぁ~。なるほどですね…」

敦「あははは(苦笑)」

やっぱり太宰さん、恋人さんいるとテンション高いなぁ

がちゃ

与謝野「おや?あんたが中原かい?」

先刻の血をふき取り切れていない鉈を地面に立たせ、体重を預ける与謝野

中也「…?誰だ?」

警戒心を抑え込みながら問う

与謝野「アタシは武装探偵社専属医の与謝野だ。にしてもアンタ女みたいな顔してるねェ?」

先刻まで谷崎を切っていたとは思えないほどの優しい笑みを浮かべる与謝野。

中也「俺は!女じゃねぇよ!」

いきおいよく中也が立ち上がった。そしてそのいきおいのまま敦を指さす

中也「おい、そこの白髪!この際だからいわせてもらうがな先刻あった時俺のこと女だと思っただろ!」

敦「うぇ、あ、な、なんでわかったんですか?」

いきなりこっちにくると思っていなかったらしい。

太宰「あっはっはっはっは!お、女って…面白すぎる…wwww」

太宰が腹を抱えながら笑った。

中也「笑うなっ!!!!」

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コメント

4

ユーザー

初コメ失礼します!!最高すぎません?(←謎の疑問形)敦くんと与謝野さんが中也くんを女性と勘違いしてたのに笑っちゃいました

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