リクエストが来たのでやります
韓北
シリアス?
何で僕に気付いてくれないの?
僕には可愛い弟の北朝鮮がいる。
昔から、僕と北はどんな時でも一緒だった。
同じものを食べて、同じところで寝て、同じように愛されて育った。
でも、僕と北の性格は違った。
北はとても冷静で、いつも凛々しい顔をしている。
僕とは違って。
僕は北のことが大好きだった。
いつしか、僕は北を性的に見るようになった。
変わらない表情を快楽で歪ませたいと思ってしまう。
北の行動一つ一つにそそられるようになった。
でも、これは愛だ。
きっと北も僕を愛しているはずだ。
兄弟じゃなく、恋人として!
それで、僕は北に声をかけた。
「ねぇ、北。」
北は振り向き、言った。
『何だ、兄貴。』
『兄貴』、その言葉で僕は膝から崩れ落ちた。
北は僕のことを恋人だと思ってないの?
ただの兄弟としてしか思ってないの?
なんで
なんで
なんで
なんで
膝から崩れ落ちた僕に北は言った。
『どうした兄貴、具合でも悪いのか?』
また言った、あの言葉。
僕は北の兄だけじゃない。君の恋人なんだ。
なんで君は気付いてくれないの?
なんで恋人じゃないの?
きっと、誰かから変なことを吹き込まれたんだ。
絶対そうだ。
僕は立ち上がって言った。
「大丈夫だよ、北。僕が何とかしてあげる。」
僕は北を抱きしめた。
北は予想外だったのか、混乱していた。
『兄貴、本当に大丈夫か…?』
やめて
やめて
僕を兄貴と呼ばないで!
僕は君の恋人なんだから、名前で呼んでよ!
…なら、僕がしつけすれば、きっと北は僕が恋人だってわかるよね?
きっと思い出すはず。
僕は、北の手を引いて、地下室へ行った。
地下室は、光が一切当たらない場所だ。
北はとても不思議そうだった。
『なんで、こんな所に…?』
僕は、持っていたペティナイフを北の目に刺した。
そうすれば、きっともう変なものを見れない。
そして、北の耳を切り落とした。
こうすれば、何も聞こえない。何も変なことを吹き込まれない。
北は痛みで声を上げた。
大丈夫だよ、北。僕がいる。この痛みが終われば、僕と君はずっと恋人として一緒にいられる。
少しの辛抱だよ。
少しして、北は言った。
『なん、で…』
これは君のためなんだ。君が僕を恋人だと思ってくれるための。
『兄、貴…』
やめて
やめて
お願い
カッとなって、北の胸にナイフを刺した。
北は口から薔薇のように真っ赤な液体を吐き出し、動かなくなった。
きっと、眠たくなったんだ。
疲れたんだね。大丈夫。
また戻るから、寝てていいよ。
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コメント
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こういうの大好きぃぃ…天才ですね………神
て、天才ですね、、ハート1000押させていただきます…