俺は弟が1人いる
親はいない
元々俺を毛嫌いしていた母親。
弟を産んでからは 獲物を狩りとる熊のような形相で、弟に暴言を吐き捨て暴行もしていた。
父親は単身赴任で家に帰ってくる事は0に近かった。 助けを呼ぶことも出来ない。
俺が被害を受けるのならいい。ただ、大事な弟を傷つけるのは許さない。
思った暁、俺の手は
真っ赤に染まっていた。
_実際は「染まった」じゃない、「染めた」。
醜い生物をこの手で始末しないといけないと思った。
犯行に及んでしばらくした頃、突然恐怖で足がすくんで動かなくなった。
見えない黒く濁った足枷がガチャりと付けられた感覚だった。
弟はどうなったんだ。
通報をしているかもしれない。当然の報いだ。
「…お兄ちゃん、逃げよう?」
「このままだとお兄ちゃん…捕まっちゃうよ」
「…お兄ちゃんは自首しに行くよ」
「殺人は…犯罪だからね」
「ちがうッッ!!」
「お兄ちゃんはッッ!お兄ちゃんは!!」
「ぼくの…ッヒーローッッ泣」
「悪人なんかじゃ…ッなぃ…よッッポロポロ」
「おまッなんで…ッ泣いてる、っ?」
「にげようッにげようよぉッッ!」
「僕をッひとりにしないで…ッッ泣」
「ッッ!」
俺は…弟の家族を奪ってたんだ…
今、弟を世話できるのは俺だけだ。
俺を釈放してくれ。神様よ。
「…逃げよう」
「すぐ荷造りして」
「警察にバレるのも時間の問題だから」
「コクッ泣」
「…ッ!」
(頭撫)
「大丈夫、お兄ちゃんがいるからな」
「…!えへへッ ズビッ」
俺は血で染った手で弟の頭を撫でた。
…これで共犯だ
新ストーリー開幕
兄弟パロ
m×w
(弟×兄)
m…10歳。母親がお金を使うため、学校に通うことが出来ない。その代わり、wが教えていた。
お兄ちゃんの事が好きである。
w…15歳。高校までは通わせてくれると小さい頃に約束した。勉強自体得意なため、mに教えている。
弟だけが信じれる存在である。
目を疑った方
w.hさん受け間違いないですよ。
地雷克服のため…初挑戦してみます。
あと、狂愛にします
お楽しみに(^^)
大前提として皆様はこのような事をしてはいけませんよ。お縄になりますからね。
空想の世界だから出来ることです。
コメント
1件
うは、最高