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こんにちは!圖阿です!
前回の続きからです!
どうぞ!
・・・
🤪side
🤪「…なぁ、ほとけは何で船を売っとるん?」
昨日の夜ずっと考えていたことを俺はほとけに聞いた。
ないこやアニキが出会ったのは、メジャーな傘売り娘や花売り娘だ。
けれど、ほとけは船売り娘。
もっと他のものを売ったほうがいいのではないかとずっと思っていた。
そんな俺の質問に対してほとけは
💎「何で…か、…………………うーん…これが一番最適だったから…かなぁ♪」
🤪「最適?」
💎「うん。僕には妹がいるんだけど、とっても手先が器用なの」
💎「妹の夢は将来自分のデザインでお店を出すことなんだぁ…♪」
💎「この船のデザインも妹がやったものなの。」
💎「僕は、少しでも妹の夢への手伝いごしたくて♪」
🤪「なるほど。それで船か」
💎「うん。他のものにもデザインして売るのも一つの手段なんだけど、そんな何個も描ける時間はないから、大きな船数個にデザインをして、少し高く売る。」
💎「こっちのほうが売上もいい……それに何より、船は色んな人が見れるほど大きなものだから宣伝にもなると思ってね♪」
🤪「そっか………にしても、よくそないな事考えたな」
💎「ふふん♪ビビッときたんだー…!」
ほとけが、なぜ船を売っているかの理由はよくわかった。
けど、頭に担ぐ必要はあるのだろうか?
それについても聞いてみようした瞬間。
🐤「おーーい!!…ほとけっちー!!」
少し離れたところから、赤髪の女性がほとけを呼びながら、こちらに向かって走っていた。
💎「…あ!りうちゃーん!!」
ほとけはほとけで、その女性の名前を呼びながら手を振っていた。
りうちゃん…………………あれ?
確か、ないこが恋した女性の名前は「りうら」やなかったっけ?
そう思い、ないこたちのいる方を見ると、ないこが目を大きく見開き驚いた顔をしていた。
あぁ……やっぱりこの人のことか。
🐤「もー……ほとけっち…!」
🐤「今日は早めに終わらせて、3人で久しぶりに買い物しに行くって約束してたでしょ!」
💎「………あーッ!!」
🐤「もー…忘れてたの?」
💎「ご、ごめん!💦イフくんと話してたら、すっかり忘れちゃってて」
そう言いながら謝るほとけに俺はニヤける口を必死で隠しながら悶えていた。
予定を忘れた理由が、俺と話していたからだなんて…♪
すると、ほとけと話していた女性は俺の方を向いた。
🐤「………あなたが……あの…」
🤪「………?あの……ってなんや?」
🐤「しらばっくれてもそうはいかないんだから!!」
🐤「私はりうら…!ほとけっちの妹!」
🤪「…え?妹ってことはさっき言っとった」
ほとけの方を向くと小さく頷いていた。
🐤「ほとけっちからは話を聞いてるんだから!」
🐤「出会ってすぐに、結婚をしてくれだなんてッ…ほとけっちを騙そうたってそうはいかないんだから!」
🤪「いや、俺は騙し取らんよ…?俺は本気でほとけに惚れたんや」
言葉にして言えば、少しは信じてくれると思ったが、実際はそうではないようだ。
りうらは頭を抱えた。
🐤「もうッ!!…なんなのこの国はッッ!!」
🐤「出会ってすぐなのに、告白ならまだしも、プロポーズしてくるなんて!!」
🤪「いや、たぶん普通は告白からのプロポーズやから、俺が珍しいだけやよ」
🐤「嘘つけ!!」
🤪「なんで嘘なんよ?」
🐤「だって、りうらだって昨日初めて会った人にプロポーズされたんだもん!!」
そう言って怒るりうらに偶然もあるんやなーっと思ったが、そう言えば、この人に告白したのは家の兄だったな。
そんなことを考えていると、いつの間にか、ないことアニキが俺等のすぐ近くにいた。
🍣「り・う・ら♪」
🐤「…ッ!な、ないくんッッ!?//」
🍣side
まろの罰ゲームについて、アニキと爆笑をしていると、少し離れたところから、りうらが走って来ていた。
ほとけの名前を呼んでいるから、知り合いなのだろう。
そう思って、3人が会話しているのを見ている、突然、りうらが大きな声でまろに怒り始めた。
どうやら、りうらはほとけっちの妹のようだ。
しばらく聞いていると
🐤「だって、りうらだって昨日初めて会った人にプロポーズされたんだもん!!」
………へぇ〜♪よかった。
ちゃんと俺のこと覚えててくれたんだ♪
その嬉しさから、俺は3人のもとに近づいて、りうらに声をかけた。
すると、さっきまで怒っていたりうらが、俺を認識した瞬間に顔を真っ赤にして動揺した。
ほんっっっとに、可愛いなぁ♪
🐤「なッなんでないくんがここにいるのッ!?」
🤪side
🐤「なッなんでないくんがここにいるのッ!?」
そう言って、突然現れたないことアニキ(主にないこ)にりうらが聞いた。
💎「りうちゃん…もしかして、昨日言ってた人ってこの人?」
🐤「そう!昨日、突然プロポーズしてきた奴ッ!!」
🍣「初めまして〜♪君の妹さんにプロポーズしたないこです✨」
なんでこいつはこんなに得意げに言っとるんや??
そんな疑問を持っていると、アニキが補足し始めた。
🦁「2人ともほんまにごめんな…?💦」
🦁「俺は悠佑。まろとないこの兄やで♪」
🦁「急にプロポーズされて驚いたよな…?💦」
🦁「この国には、こんな奴らみたいなやつは基本的におらんから、この国を嫌いにはならんといて♪?」
🐤💎「……え?保護者?」
アニキの対応に対し、りうらとほとけは口を揃えてそういった。
🦁「兄兼保護者やな♪」
🐤「ないくんなんかより、よっぽど普通な人がいてよかった」
💎「ほんとにそう。イフくんみたいなの以外にもまともな人がいてよかった」
そう言って、アニキに近づくほとけとりうらを見て、俺とないこは若干の嫉妬を抱えていた。
🍣「……りうら……『ないくんなんか』って酷くない?」
🤪「ほんまやよ。『イフくんみたいなの』って俺そんな変なやつやないやろ?」
🐤💎「酷くないし、変」
🦁「wwww」
そう、バッサリと言われてしまった俺等をアニキが爆笑していてイラッとした。
絶対いつか仕返ししたる。
続く
・・・
おかしいな?今回は🐇ちゃんも出す予定だったのに。
予定通りにはいかないものですね〜
見てくださりありがとうございました!