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「」せりふ ()こころ
桃 side .
「あ……っッ、//ふ、ぁ……っッッ♡」
細いベッドのきしむ音が、無機質な部屋に響き渡る。
すちの大きな身体に組み伏せられ、俺の両手首はベッドに片手で優しく固定されていた。
抵抗をやめ、人形のようになろうと決めたはずだった。
何も感じない、心のない硝子の塊になれば、この絶望に耐えられると思ったから。
だけど、すちは俺が心に作った防波堤なんて、最初から存在しないかのように、貪欲に俺の身体を開発していく。
「らんらん……すごいよ。何もしなくても、こんなに熱くて可愛い。……ねえ、本当は気持ちいいんでしょっ?♡」
「ちが、っ……いや、っ//あ……っッッ//♡」
すちの指先が、俺の身体のいちばん敏感な場所を執拗になぞり、容赦なく快感の引き金を引いていく。
すちを人殺しだと拒絶する『恐怖』。
それなのに、すちの指が触れるたびに、裏腹な熱を帯びて甘い声を漏らしてしまう
『快感』。
脳が、矛盾する2つの感情を同時に処理しきれずに、ショートしそうになる。
「う、ぁ……っッ// すち、だめ、おれ、おかしくっ、なる……っッッ///♡」
「おかしくなっていいんだよ。俺のせいで、俺の愛だけで、らんらんの頭のなかをいっぱいにして?♡」
すちが歪んだ笑みを浮かべ、俺の首筋に深く歯を立てた。
痛みに身体がビクリと跳ねた瞬間、すちのアソコが俺の最奥へと容赦なく貫かれる。
「ん””ぅ、”“ッッっ?!//♡♡ 」
脳の芯まで突き抜けるような、強烈な衝撃。
暴力的とも言えるほど大きな熱が、容赦なく俺の身体を内側から支配していく。
痛いのに、苦しいのに、すちの身体が激しくぶつかるたび、背徳的な快感が胸を駆け上がり、涙で視界がぼやけていく。
「らんらん……らんらん……っ、俺を見て、俺だけを、感じて……!」
すちは狂ったように俺の名前を呼びながら、汗ばんだ身体を何度もぶつけてくる。
その瞳は、俺を自分のものにするという熱い渇望だけで濁っていた。
手首を縛られたまま、俺はすちが与えてくる快感の波に、ただ翻弄されるしかなかった。
(ああ、もう、わからない……ッッ)
すちは人殺しの怪物だ。
俺を檻に閉じ込めた犯人だ。
だけど、今こうして俺の全身に消えない傷をつけるように、狂おしいほど熱い愛を注いでくれるのは、世界中でこのすちしかいない。
「ぁ”“ッ、”っぁ、”“ッッすち……すち、おれ、の……っ、んッ”ぁ~~~“ッッ♡ 」
恐怖と快感が脳内でドロドロに溶け合い、理性の境界線がゆっくりと崩壊していく。
自分が怯えているのか、それともこの歪んだ愛に悦んでいるのかさえ、もう分からなくなっていた。
「お利口だね、らんらん。そのまま、俺に全部預けちゃいなよッ♡」
耳元で囁かれる甘い呪詛。
らんの瞳から、抵抗の光が少しずつ消え、快楽と恐怖の歪な微熱が、静かに部屋を侵食していった。
【だ】
episode 13 . fin_
奏.KaNaDe
28
仁名
524
コメント
3件
🌾失っ.ᐟ.ᐟ あ~るだぁぁぁぁぁっっっっ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ ありがとう全世界のあてぃしが喜ぶわ。(?) 翠桃って良すぎるんだよねあ~るは翠様のsさが出て… ほのぼのでもてぇてぇで… 最高っっっっっ ちょっと土に還ってきます。
読み終わりました……。もう、胸がぎゅっとなりました。桃くんの「心のない硝子の塊になろう」とする決意と、それでもすちに引きずり出される生々しい感情のコントラストが、本当に切なくて。恐怖と快感の境界が溶けていく感覚、読んでいて自分も息が詰まりそうになりました。すちの歪んだ独占欲の描き方が、狂気的でありながらどこか哀しくて、すごく印象に残っています。続きが気になります……!