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「あははっ!笑笑」
笑ってる元貴が好きだった。
ずっと俺の傍で笑って欲しかった
大きく開く口も、下がり気味になる眉も、幸せそうな瞳も全部俺だけに見せて欲しかった。
いつからか、そんな気持ちが大きくなっていた。
元貴が、ほかの誰かと話してるとなぜか胸が早く音を立てた
俺に興味がなくなったんじゃないか、とかほかの人といるほうが楽しいんじゃないか、とか
そんな考えは俺の心を徐々に蝕んだ
「元貴、なんで俺だけを見てくれないの」
「俺のこと嫌いになった?」
そんなことを問いかけても、そんなことないよ。若井がすき。と言う返答しか返ってこない
そんなある日、一回だけ元貴が俺に反抗した事があった。
その時、初めて俺は元貴に手を上げた
そうすれば従うと思った
元貴の人生のすべてが俺だけになると思った
「元貴には俺だけだよ、♡」
顔を歪めた元貴も、俺が元貴の一部になる段階だと思ったら、とても可愛く思えた
「わかぃ”ぃ、ごめんなさい……っ」
涙であふれ、謝る元貴は俺にとって逆効果だった。
謝られるたびに愛情しか湧いてこないし、俺に服従したと思って口角が上がるのを抑えられなくなった。
「かわいい、♡」
「わかい!ははっ!笑」
キラキラと光る街の真ん中で、誰よりも光ってる君がいる。
「次はこっち行こ!」
うきうきと歩く元貴の背中がなんとも愛おしくて、少し駆け出し元貴の隣を歩いた。
「んね!話聞いてる?っ笑」
「えっ、ごめん!笑もっかいって?」
「もーしかたないなぁ?」
そう言いながらも、楽しそうにまた話してくれる
「かわいい」
だいすき。
こんな夢を、もう何回も見た。
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「え、元貴!?、なんで泣いてるの?!」
「あれ、?涼ちゃん、…おれ、泣いてた?」
なんとも信じられなくて、頬に手を当ててみると涙に触れたのがわかった。
「あ、……夢、見たんだ」
さっき見た夢、初デートの夢
幸せだった頃の夢
「涼ちゃん…、ぼく、まだ戻れるのかな?、笑」
なにも、言えず俯いてしまう涼ちゃん。
そうだよね何も言えっこないよね。
「ごめんね。」
「…僕は、まだ戻れると思ってるよっ!!」
「元貴のことをほんとに愛してた若井を知ってるもん、」
「若井だって、今ごろ反省してるはず、…」
僕を安心させようとしてくれてるのかな。
涼ちゃんの優しさが目に染みる。
「……でもね、若井が戻らなくてもいいのかも。
とか言ったら、……流石に涼ちゃんに悪いよね」
「………ほんとに元貴はそれでいいの?」
鋭く刺すような目つきが俺の胸に刺さった。
「……、だって、愛故でしょ?、」
「愛してるからでも暴力は範疇を超えてるよ」
せっかく、救ってくれた涼ちゃんに戯言を吐き出してしまった。
「うん……、 そうだよね。
……、じゃあ、一つだけお願いがある。」
「若井と話がしたい。」_________
全然進まなくてすみません
メリークリスマス🎅💖
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