テラーノベル
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『 わ た し は ここ 。 こっち を 見て ? 』
「 へ っ ぎゃあああ” ッ ぅ” あああ” ッ 」
グギッ” !!! グチャッ ッッ
ドロオオ”ッ ッ
心臓に響く大きい音 。
グロテスクな描写 。
ホラー映画が好きな私でさえ
びくっとする 。
こんな時……、
……………元貴は ?
大森「 んぅ ….ッ 」
可愛くて小さな手が一瞬
ぴくっと反応する 。
眉毛をぐっと寄せ 下唇を噛み締めていた 。
音海「 元貴 …. だいじょ~ぶ ?」
横を向いて 元貴に顔を近づける 。
大森「 っん ちょ っと 怖い … 」
………..ほら 。
大森「 そっちは … こわいの見れるの ?」
音海「 うん 笑 」
そう 頷くと
ぱっとなにかが思いついたように
顔をはっとあげて こっちを振り向く 。
大森「 て … ぎゅってしてい っ ? 」
音海「 ふ は 笑 」
音海「 … いーよ 」
大森「 ぅん 、 ありがと 」
_______
物語の中盤戦 頃 。
さっきまで集中して見ていた元貴が
さっきから ぶるっとふるえ もじもじ してる 。
………….大して怖くないはずなのに どうして ?
音海「 あぇ 元貴 ..? 」
大森「 っん な 、 なに …っ ? 」
音海「 ど~したの ここ 怖い ? 」
大森「 ぅんん こわく ないよ 大丈夫 …、っ」
大森「 でっ も …でもっ …. 」
音海「 でも …? 」
大森「 っぁぅ お手洗い 行きたい …っ 」
耳を真っ赤にさせ俯く 元貴 。
手を足と足の間に入れてもじもじする 。
ジュース飲みすぎたのかな ぁ
音海「 ぁ うん じゃぁ行っておいで ? 」
大森「 ぅ ぅん …っ 」
大森「 ぁ ぅ ….ッ 」
音海「 ? あれ 行かないの ? 」
座ったまんまの元貴の顔を覗き込む 。
大森「 っぅ といれ ついてきて ..っ ? 」
音海「 へ ? 」
大森「 さっきのといれのおばけ でてくる ..っ 」
大森「 こわい から …ぁ っ 」
袖を掴んで 涙目で見てくる 元貴 。
……. かわいすぎる 。
音海「 ぁっ ぅん と とりあえず .. 、ついてく ね っ ?! 」
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コメント
4件
えっ! ホラー映画得意なんですかっ❗️👻 確かにバッチコイですね ~ 😂
ホラー映画で一人だとトイレ行けないとか可愛い。