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勉強

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1 - 勉強

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2023年07月21日

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時期フル無視。




「うぁぁぁぁぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!!もうやだぁぁあ!!!!」

隣で発狂してるのは彼女のないくん。

絶賛テスト勉強中で集中力がきれたのか机に突っ伏している。

「もう…勉強なんてくそだよ……」

「なにいってんの生徒会長」

こんな愚痴をこぼしているないくんだが、常に学年トップの生徒会長。

テストの度にこうなるからもう慣れてきた気がする。

ないくんはやだやだ言いながら課題は全部終わってるし、スマホのアプリでサクッと暗記をしている。

……ここのどこに嫌な要素があるのだろうか。

「ねぇえ〜……いちゃいちゃしよぉよ〜、りうらぁ〜……」

ないくんの上目遣いに2割ぐらい理性を持っていかれるが、ここは耐えて

「無理。りうらは勉強中なの、」

と、告げる。少し良心が痛むが。

すると、ないくんはシュンとした表情になり、再びスマホに目をやった。

しばらくすると、ふとないくんが立ち上がり、俺の膝に乗ってきた。

所謂、対面座位の体制。

「……保体の勉強しよ……?」

そして、こんなことを言ってきた。

また理性を3割ほど持っていかれたが、まだ耐え。

「……とかいって、襲ったら襲ったで抵抗するじゃん。りうら勉強したいから、そこどいて?」

と言ってどかせようとするが、うぅ〜っと唸って一向に動いてくれない。

ふと、ないくんが呟いた。

「……りうらのヘタレ…」

……うーん。ちょっと頭にきた。

こっちはないくんのためを思ってあげてるのに。

そう言う事言うんだ。へぇ〜……。

俺はないくんが膝に座っているのをいいことに、少し強引に顎を掴む。

そして口内に親指を滑り込ませる。

「んんぅッ!?」

親指で舌や、歯、上顎を刺激すれば声を漏らし、蕩けていくないくんの顔。

キスしてる訳でもないのに。

「ねぇ、ないくん。俺は集中したいし、ないくんのことも思って言ってるの。分かってる?」

いつもよりも声のトーンを落として言うと、

「ん……っはぁ…ッ//ごえ、ん、らひゃい…っ //♡」

ドMの表情したないくんが。

「はっ…w反省する気ゼロじゃん……w」

そう言いながら指を抜くと、物欲しげ見つめてくんないくん。

いつからこんなドMちゃんになってしまったんだろうか。

「じゃあ、ないくん。俺が勉強終わらせるまで、待てたらご褒美あげる。それまで待てるよね?」

そう言うと、ないくんはこくっと頷き、瞳の中のハートを揺らした。


絶対王者の桃さんと、

桃さんの隣を絶対に譲らない学年2位の赤さん。

ていう個人的解釈。

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あっ、フォロー失礼します。はい。

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