それは突然の出来事だった。俺がいたずらに赤葦の首に冷たい飲み物をちょんとつけた。
『ひゃぁっ』ビクッ
『え、』
『あ……』
赤葦は首がものすごく弱かった。
『な、何するんですか!?木兎さん!!』
上気した肌、うるうるとした涙目、さらに上目遣いでこちらを見ている赤葦は目に毒だ。
『あかーし可愛いッ!!!!』
『は?ちょっと…木兎さんッ!!』
俺は面白がって赤葦の首をくすぐった。
『こしょこしょ〜笑』
『ひっやめっあはっ木兎さん!!あはっ、はっ…ひぃ、やめでっあはははっ!!』
赤葦が笑ってる…!!まぁ普通の笑顔とは別の意味だけど笑。その時
ガチャ
『ちーす』
『あははっあはっ!!やめっ木兎さん!!あはははっ!!』
『え、赤葦??何があったんだよ』
俺は赤葦をくすぐったまま返事をした。
『実はさぁ、赤葦首がものすごく弱くて、こうするとめっちゃ笑うんだよ〜!!可愛くない!!可愛いよね!?』
『ひひっあっ、あははっ笑』ビクビクッ
『確かに可愛いけどさーすごい辛そうなんだけど笑』
『あはっひゃっははっ!!』
赤葦はくすぐりすぎて生理的な涙を流しながらビクビクと痙攣していた。
『あひゃっ…ッ……ッッ………』ビクビクッ
『木兎〜もう許してやりなよ〜赤葦もう声も出てねぇよ』
『あ、やべっ』
『ッ……ッッ………』ビクッ
やばい、絶対怒られる……終わった…
『木兎さん(ꐦ ^ -^)』
『はい……』
『次やったら1日トスをあげませんからね』
『すみませんでした』
『はぁ…もういいです』
俺が怒られてるところに木葉が走ってきた。
『赤葦〜!!えいっ!!』
『ひゃっッ!!』ビクッ
『おおっ、かっわいい笑』
『……ッ!!』
俺たちは赤葦の可愛い可愛い弱みを見つけてしまった。
コメント
31件
フォロー失礼します!
好き好き大好き🤍