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……………う〜ん………問題は山積みだなぁ……。
瑠璃ちゃんの事と、あの突然消えた彼の事。
まぁ、その彼は置いといて、瑠璃ちゃんを探すのが一番大切なことだけどさっ。
私とおどろくさんとあふぇさんで、手分けして瑠璃ちゃんを探す。本当は、幽霊とかと遭遇したときにあふぇさんと一緒にいたほうがいいかも知んないけど……。瑠璃ちゃんのほうが大事だからという理由で別れた。
「…………暑いなぁ……。この上着…」
私は、未だ羽織っている上着を見て目を座らせた。
暑くて集中できないかも……。
シンプルに走るのに邪魔だし。
あふぇさん、ごめんよ。
私はあふぇさんに借りた上着をどかしますわっ。
私は、上着を腰に巻きつけ、また走り出そうとする。
けど…。
トントン
誰かに肩を叩かれた。
……………え゙っ
も、も、ももももしかして!?
私、ナンパされる?
瑠璃ちゃんにメイクしてもらった今の私は可愛いもんねぇ〜!!
瑠璃ちゃんは流石だよっ!
私は、瑠璃ちゃんの凄みをしみじみ感じながら、後ろを振り向く。
その途端、私は目を瞬かせる。
「べるしゃん!おどろく、瑠璃ちゃんを見つけたのだっ!」
おどろくさんがニコニコと言う。
お、おおおどろくさん!?
「えっ、もう見つけたの!?早いね!?と言うか、私に良く追いついたね?!」
私、みんなと別れた場所から意外と遠くに来たはずなんだけど……っ。
「おどろくの野生の勘をなめるななのだ!べるしゃん!あふぇさんと瑠璃ちゃんは、今一緒にご飯を食べてるから、一緒に行くよなのだ!!」
おどろくさんは、笑う。
「あっ、うん!瑠璃ちゃんが見つかって本当に良かったよ……!!」
………流石だなぁ……。その、野生の勘?ってやつは。
私は、おどろくさんの背中を走りながら、おどろくさんの顔を斜め後ろから観察する。
幽霊のように透き通っている肌、綺麗な赤い唇、整った顔立ち、食い入るように見ちゃう笑顔。
おまけに、明るくて優しいとか……。
完璧だよなぁ…、と思う。
その途端、おどろくさんに手をつかまれる。
ギュ
「おどろくさん?どうした?」
突然掴まれた手に私はびっくりする。
「いや〜。べるしゃんが迷子になると困るなぁって思ったからっw」
おどろくさんがニコッと笑いながらそう言う。
「だから………、ずっと私の手を掴んでてね?」
おどろくさんが花のように綺麗に笑う。
一輪の花が、満開に咲いたような鈴のような笑顔だったが………。
私はそれがなぜか怖かった。
なぜか知らない、オーラを感じてしまった。
目の前に居るはずなのに、居るのに……。
この世のものではないような、、、気配を。
「どうしたのだ?べるしゃん?」
おどろくさんが首を傾げた、その時だった。
バンッッッ!!!!
銃声が鳴り響いた。
「えっ…?」
私は突然の出来事に目を疑った。
おどろくさんがしゃがみこんで、肩を手で包んでいる。
「ど、どうしたの!?おどろくさん!?」
私は慌てて一緒にしゃがみ込み、声をかけた。
「べるさん……痛い……」
おどろくさんの少し泣きそうな声がする。
そ、そりゃあそうだよねっ?怖くないわけないし………。と言うか……もしかして……打たれた…?
そうじゃなきゃ、肩を押さえてしゃがみ込まない…?
ど、どうしよ!?
と言うか、!何でおどろくさんを打つの!?
私は、大急ぎで犯人がどこに居るか目をさまよわせながら、「誰か!助けてください!」と叫ぶ。
そしたら………銃を持った人を見つけた。
けど………その人の正体に私は目を見張った。
その人は…………
「べるさん!離れてください!!」
私のパートナーあふぇさんの妹の……北園瑠璃ちゃんだった。
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