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コメント
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カリナさん?でいいのかな、?ちょっと遅れちゃった!フォローありがとです!
[ドンッ]
とても痛そうな音が町に響いた。
「痛たっ」
『ごめんなさい』
私は佐々木鈴菜(ささき すずな)
ぶつかった相手はとても好青年だった。
「大丈夫ですよ」
「学生かな?急がないと遅刻じゃない?」
『あ!すみません。ありがとうございます!』
ぶつかった相手はすぐどこかへ向かっていった。
「そろそろ私も行かなきゃ!」
私は大学を卒業したばかりの就活生だった。
いくつもの会社を面接したが、大半は落ちてしまった。
だけど、受けた会社の中で唯一合格した会社が、調べたら評判も良かったし私も知っているほどの大企業だった。私は今日、その会社に行く。
「失礼します。」
「今日からお世話になります。佐々木鈴菜と言います。」
「これからよろしくお願いします!」
私は挨拶をして、前を向いたら見たことのある人がいた。
『こんにちは。株式会社天弓の代表取締役社長、鈴木幸人(すずき ゆきと)と言います』
『これからよろしくお願いします』
私はビビッと来た。
朝ぶつかった学生みたいな方は私がこれから勤める会社の社長だった。
私はすぐに席に案内されて、仕事を教えてもらった。
そしたら、社長が私の席に来た。
『鈴菜さんって言いましたね。朝ぶつかったのは申し訳ございませんでした。』
「いえいえ。大丈夫ですよ!」
「こちらこそすみません。大丈夫でしたか?」
『私は大丈夫でしたよ。これからよろしくお願いしますね』
「はい。よろしくお願いします!」
私はすぐ仕事に慣れ、数ヶ月が経った。