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「悪く思わないでくださいよ…センパイ…」
「あんぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「全部…?いいことじゃねぇの?それ」
「いいわけないですよ!」
「常人なら1人の神を憑依させるのが限界なんです!」
「センパイ最悪明日死にますよ⁉︎」
「え!?死にたくない!GOD◯VAのチョコまだ食べてないのに!」
俺に神が全部ついてる?
なんかツヨソー、とかカッコイイーとか思った35秒前の自分にアッパーカット入れたい。
そもそも、神憑かせるとか絶対副作用とかあるやつじゃん。アルファポリスあるあるだよ。
「いやだぁ…助けて我炎…」
「えぇ…どうしましょう…」
「……かくなる上は…」
「ふぇ…?」
ドサッ
「⁉︎」
「悪く思わないでくださいよ…センパイ…」
「ちょちょちょ待て我炎!俺たちは先輩後輩の関係であり、それを崩すというのはいかがなものと思うが!?それに俺は初めてだからめちゃくちゃ心配だし、お前に貞操奪われるのも絶対嫌だしなぜ今までの話の流れでセ◯クスすることに…」
トスッ…
「…?」
何かが、刺さっていた。
俺の腹に。
「…あ“がぁあぁ“っ⁉︎」
激痛が俺を襲う。
今刺さっているもの、我炎の神獣だった。
なんでこんなこと?分からない。
俺の意識は飛びかけて…
「センパイ!少しハンカチ借ります!」
戻った。
俺の傷口にハンカチが押さえつけられている。
痛みはまだあるが、我慢できないほどではない。
「あ“ぐッ…」
ついに俺の後輩がおかしくなったか?元から少し頭の方がお花畑だったのに。
「んだよ…血迷ったか…?」
「すみません…」
「センパイを殺させないためには必要だったんですよ…」
「?」
「にゃんソードのマーキングをつけて、神の力を多少は抑制しています。」
「は…?」
「…この子の力は、切断、に特化していますが、」
「強制封印、という唯我能力を持っています。」
なんだそれ。初心者にもわかりやすく。
唯我独尊の親戚か何か?単語に親戚とかいるの?
「唯我能力は、この子達が持ってる……得意技?特許?っとでも言っておきましょうか。」
「特許て…」
そのあと、我炎から聞いた話によると、唯我能力というのはこの神獣達がそれぞれ持ってる、特別な力の事だそうだ。そろそろ俺の頭もついていけなくなってきている。
てなわけで、俺は鷹を引き当てた。レアなのかもわからん。
あと、神獣持ちは唯我能力がわかるとか。あんまり使えそうではない。
「センパイの子は…………………………」
我炎が笑顔で黙り込む。とってもいい笑顔で黙り込む。
「…………………………」
…?…え?え?何?なんで黙るの?
「……………あの、、、、」
「……………唯我能力…、説明しても、いいですか…?」
「よし、覚悟はできた。」
あるあるだろう。ここで無能力なのは。やはり俺は無能力から成りあがって…………………………
「…この子の唯我能力は『支配者』、あらゆる既存の概念を単語の通り、創造し、破壊する力です。」
説明がとても分かりやすい。
フラグ回収うぇーい。