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マイキーside
はぁ、毎日がつまらん…別に、幸せじゃないって言ってるんじゃない。真一郎も、場地も、エマもいるしなに不自由の無い生活を送っている。でも、俺には刺激が足りない…空手をやってるけど、同じ道場に骨のある奴がいないのだ。そして、暇潰しに道場を見に来たら、一目惚れだろうか。まだ、習い始めたばかりだろうか。型も何も出来てないが、回りの奴見て必死に拳をふってる奴がいる。考えるより先に、口が動いていた。
佐野「お前、名前は?」
『へ?』
『かっ、神楽 あお……です。』
あぁ、なんて愛おしいのだろう……
初対面なのにこんな反応可笑しいと思う…
【俺のもんにしたい。】その考えが頭を、よぎる。
『だっ、大丈夫?』
佐野「ん、大丈夫。お前、あおだっけ?」
『うん。』
佐野「お前、今日から俺のダチなッッ!!!」
『え、いいの?』
佐野「あぁ!!!」
『そっかぁ……ニコ』
『よろしくね、佐野くん!!!』
佐野「万次郎!!!って、呼んで!!!」
『万次郎、よろしくッッ!!!』
場地「なにしてんだ?お前ら、」
佐野「げ、」
場地「げ、とはなんだ。シツレイだろ。」
佐野「場地が難しい言葉、使ってるぅ!!!」
場地「うっせぇッッ」
場地「あ、そういえばお前。」
『俺、?』
場地「そう、名前は。」
『神楽、あお……です。』
場地「そうか、いい名前だなッッ」
『ありがとッッ!!!ニコッッ』
なんで、場地に見つかるんだよ……もっと、2人で話したかったのに。場地って、タイミングが悪いよな。馬鹿だから。
佐野「お前、明日も来る?」
『明日?うん、行くよ?』
佐野「じゃ、また話そうな。」
『うん、楽しみにしてる。』
佐野「明日、俺の友達を紹介してやる。」
『いいの?』
佐野「お前だから。」
『そっかぁ、嬉しいなぁ……ニコ』
場地「明日って、皆が集まる日だったよな。」
佐野「あぁ。」
場地「みんな、良い奴ばっかだぞ。」
『楽しみだなぁ。』