テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#ざまぁ
まぁ
33,909
芙月みひろ
698
#謎解き
井川奎
42
麻木香豆
1,095
食事をしながら、徹さんが待っていた時から病院へ行くまでに起こったことを先生に伝える。
「……ということになってしまって。理髪店さんへ、迷惑を掛けたのが申し訳なくって」
手が止まっていた私に、そっと手のひらを見せるように【食べて】と促した三神先生は
「石川さんの対応は間違っていないから、心配はしないで。石川さんらしい気遣う気持ちはあるだろうけど」
と言った。それは、この非常事態の中でとても私を安心させてくれる言葉だった。ただ『大丈夫』と言われるのではなく、私の行動や言葉、そして気持ちを肯定してくれる言葉だから。
―― 嬉しい
「別の場所で知らない人たちに囲まれていたら、通報した人がいただろうね。でも、社員が多くて二人の顔を知っているから見守っていたのだと思う」
「そう思うと、明日からの会社は心配がありますけど、警察もまた時間がかかって面倒かな、と想像します」
―― 警察のことなんて何も知らないけど
「うん。別件で福田徹には話をすることになるだろうから、今、警察は面倒だね。変に傷害事件なんかにされると、昨日の話が福田夫妻にうやむやにされてしまう」
先生の言葉を聞いて、ハンバーグを切っていたナイフを持つ手が止まる。
「……福田夫妻、夫妻……だったんですね?いつ……?」
「今年の3月10日に届け出ている」
「3月……」
私の記憶がジーーッ……という耳鳴りと共に巻き戻る。
「……奨学金を借金と言って私を捨てた日から……1ヵ月後に結婚していた、ってこと」
コメント
3件
三神先生の言葉が樋代ちゃんを強くしていってくれてる。嬉しいという感情も大きくなってきてるね☺️ なんてウキヘラしてる場合じゃないよ! 樋代ちゃんと別れて1か月後に結婚?えっ?へっ?はぁ〜っ?なんじゃそれ〜! 三神先生、もう少しその辺の詳細をお願いします!
二股&結婚詐欺❗️ 奥さんはダンナにも慰謝料請求しているのかな⁉️ 樋代ちゃんだけに…というのはおかしいでしょ😤
もしして二股だった?💢