ピンポーン…
「くーちゃん!窪谷須くん来てるわよ〜」
やれやれ何だ全く…
「よォ斉木」
その後に続く文章は『ラーメン食い行こうぜ』か?
「ちげーよ!誰が燃堂だ!!」
それで、何しに来た?
「おう、この前イ〇ンモールでくじ引いたら
クルーズ船の招待券2人分当たってよ。
今日から連休だろ?斉木は船酔いするし、瞬と行こうと思ったんだが…」
体調でも崩したのか。
「ああ、瞬のヤツ、結構な熱出してな…」
僕を誘うつもりか?お断りだ。
「頼むよ斉木…アイツん家見舞いに行ったらよ…」
『亜蓮、行けなくて悪いな…他の人を…探…』
『瞬〜〜〜〜〜〜!!!!!』
「って言い残したんだぜ…」
死んでねえだろ。
「ともかくよ、斉木が船弱ぇのは知っての上だが、一緒に行ってくれねぇか?」
なんでそこまでして行きたい?というか海藤が行ってもどっちみち船酔いしそうではあるが。
「そりゃタダで船旅だぜ?行かないなんて勿体ねーだろ。 」
そもそも僕が代わりに行く義理も無いだろ。悪いが他を当たってくれ。
「スイーツビュッフェとかあるのによ…」
乗ったッ!!!
―こうして、1泊2日の船旅が幕を開ける…
コメント
3件
めちゃくちゃ書くの上手ですね!!キャラが頭の中で喋ってます キャラ崩壊もしてなくて、すごいです…