テラーノベル
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生徒会室の重い扉が閉まり、電子ロックが「カチリ」と虚しい音を立てる。潔は震える手でドアノブを回すが、びくともしない。
潔:
「氷織……開けろよ。冗談きついって。……なぁ、聞こえてるんだろ!?」
氷織:
「無駄やよ、潔くん。その鍵、僕の許可がないと絶対に開かへん仕組みに変えてあるんやから♪」
氷織は優雅な動作で、部屋の隅にあるソファに腰を下ろした。
手元にあるタブレットには、学園中の監視カメラの映像が映し出されている。
氷織:
「見て。皆、潔くんが『急用で帰った』って信じ切っとる。……あ、凛くんだけはちょっと不審がっとるみたいやけど……。でも大丈夫、彼には僕から『潔くんは、しばらく僕と一緒に特別メニューをこなすことになった』って伝えておいたから。」
潔:
「お前……そんな嘘、すぐバレるぞ! 凛が黙ってるわけない……っ!」
氷織:
「バレてもええよ。その頃には、潔くんの心も身体も、僕なしではいられなくなっとるはずやし。……ねぇ、こっちおいで?」
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