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( 6話の会話を含みます )
ホークス 「」
荼毘 「」
【ホークスside】
夜の路地裏。
焦げた匂いがまだ残ってる。
「……また会ったな」
低い声が、静かに落ちた。
壁にもたれたまま、荼毘はこっちを見ている。
逃げるでもなく、攻撃してくるでもなく——ただ、そこにいる。
ホークスは少しだけ目を細めて、笑った。
「偶然っすよ。そんな警戒しなくても」
『してねぇよ』
間髪入れずに返ってくる。
でも、その目は逸らされない。
——距離が、近い。
前みたいに軽く流せる空気じゃない。
でも、完全に敵ってわけでもない。
その曖昧さが、やけに息苦しかった。
「……傷、まだ治ってないでしょ」
ふと、ホークスが言う。
一瞬だけ、沈黙が落ちた。
『誰のせいだと思ってんだよ』
「……さぁ」
軽く肩をすくめる。
いつも通りのはずなのに、声が少しだけ低い。
その時だった。
奥の方で、物音がした。
複数の気配。
ヒーローでも、一般人でもない。
『チッ……めんど』
荼毘が小さく舌打ちする。
影の中から現れたのは、別のヴィラン達。
明らかに、こっちに敵意を向けている。
「へぇ、仲間じゃないんすね」
『見りゃ分かんだろ』
炎が、ゆらりと揺れる。
一瞬で空気が変わった。
——戦闘。
荼毘が炎を放つ。
だが、動きがわずかに鈍い。
(無理してる……)
その隙を、敵は見逃さなかった。
背後から迫る影。
「っ、荼毘——」
考えるより先に、体が動いた。
羽が広がる。
一瞬で間合いを詰めて、敵を弾き飛ばす。
「……無茶しすぎっしょ」
低く落とした声。
荼毘の前に立ったまま、ホークスは振り返らない。
一瞬の沈黙。
「……誰にやられたと思ってんだよ」
その一言が、やけに重かった。
ホークスは、何も返せない。
残った敵を、無言で片付ける。
羽が空気を裂く音だけが響く。
全部終わった後も——
どっちも、その場から動かなかった。
「……助ける義理、ねぇだろ」
荼毘がぽつりと呟く。
「まぁ、一応ヒーローなんで」
軽く返す。
でも、その笑いはもう軽くない。
少しだけ、風が吹いた。
距離は近いまま。
でも、触れられない。
「……帰れよ、ヒーロー」
突き放すような声。
でも——
完全に拒絶してるわけじゃないのが分かる。
ホークスは少しだけ目を細めて、
「……そっちこそ」
短く返した。
すれ違うように、歩き出す。
でも、数歩進んだところで——
ふと、足が止まる。
「……まだ、終わってねぇだろ」
振り返らずに、そう言った。
沈黙。
その言葉に、荼毘がどういう顔をしたのかは 分からないまま。
iine ♡30
遅れてごめんなさい 汗 そして 短くてごめんなさい
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