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「さぁゲームを始めようか」
そんな事を言い出したのは私の友達の小鳥遊晴人。晴人は偏差値65以上のK大学出身の男だ。
私も同じくK大学出身の一人。名前は山崎優斗。よく晴人から「優」なんてあだ名で呼ばれている。
「急になんだよゲームって」
「優嫌なのか?めっちゃ面白いの思いついたのに」
「いつも面白くないの作ってくるじゃねぇか」
「大丈夫今回のはまじで面白い!騙されたと思って聞いててくれよ」
晴人がいつもよりもうるさいので、この際は仕方ないと思い聞いてみることにした。
「聞くよ。話してくれ」
「ルールは、まず最初に犯人と探偵を決めるんだよ。そして決められた事件に対して探偵が犯人に一日一日質問をする。それを20日行うんだ。1日にできる質問は20回。質問をし終えたら次の日って感じでやるんだ。どう面白そうじゃない?」
決められた事件ってなんだよ。こんなの犯人が不利じゃないか。だって探偵ができる質問の数は400もある。探偵の方が有利だ。
「これは探偵が有利すぎじゃないか?400も質問ができるこれはどうみたって」
「優。勘違いしていないか?犯人が決して真実を全部話すのか?嘘をつくのはありだ。だが全部が嘘だったら成り立たない。だから犯人は1日10回計200回嘘をつけるってことにする。どうだそそるだろ」
「だけど、事件はどうする?」
「斉藤家未解決事件ってどうだ?」
「いいじゃないか」