この作品はいかがでしたか?
50
この作品はいかがでしたか?
50
赤 side
唐突だが、この世界には神様と人間がいる
神様は人間を守り抜くという役目がある
俺も、神様のうちの1人なのだが
赤「なんで人間の為に働かないと行けないの……」
青「我慢だよー莉犬くん」
赤「あんなクズの為に働くとか死んでもやだね」
自分で言うのもなんだが、重度の人間嫌いである。
青「そんなこと言ってると最高地位神様に怒らえるよ?」
赤「こんな底辺の所に来る訳ない……」
橙「ごめん。全部聞いとった」
青赤「えぇ…!?」
話が急展開すぎた。少し説明しよう
最高地位神様とは名の通り神様のトップである。
神様にも専門があるから数人いるのだが
専門というのは、「水」や「天気」などがあり、水の神様とか、天気の神様とか言われる
地位が高い人は自分の家、すなわち神社を持っており、たくさんの人間に慕われる
ちなみに俺らは下っ端。底辺。
底辺ではあるが生活には困らない
人間界で言う集合住宅のような場所で暮らしている
他の神様と関わる機会が多いのが欠点だがそれ以外は問題ない
そして、ころちゃんこところんは俺の唯一の友達。仕事仲間とも言える
ちなみに俺らの仕事は『人間監視係』
要注意人物とみなされた者を監視する係
はっきり言ってものすごくめんどくさい仕事である。
その仕事を淡々と(?)こなしていたら
最高地位神様の彼が出てきたという訳だ
青「ジェ、ジェル様!何故此処に?」
橙「なんか堅苦しいな…呼び捨てでええんやで?」
青「そんなのダメです…」
赤「そんで、用って何?早く終わらして帰ってくれないかな?」
青「敬語使え馬鹿!」
橙「だからええって(笑)、重要なことを伝えに来たんよ」
青「重要なこと?」
橙「そうそう。莉犬、君にな」
赤「俺…?」
橙「そうや。莉犬は人間が嫌いで間違いないな?」
赤「嫌いですけど」
ころちゃんに叩かれているが気にしない…
橙「それが原因やな、落ち着いて聞きや。
莉犬、お前の秘匿死刑が決定したんや」
青「は!?どういうこと!?」
驚いたのは俺ではなくころちゃんだった
赤「まぁまぁ、」
青「なんでそんなに落ち着いてるの?死ぬんだよ?莉犬くん」
橙「だからな、少しだけチャンスをやる」
チャンスも何も死んでも良かったんだけど
橙「下界に降りて考えを改めることが出来たら死刑は無しや」
赤「は……???」
青「良かったじゃ……」
赤「はぁ!?絶対にヤダ!下界に降りるんだったら死ぬ!死んだ方がマシ!無理無理無理。人間と一緒の空気吸うとかまじで無理!」
下界=人間界
橙「ごめん。決定事項やから」
青「莉犬くーん…?」
赤「おいジェル!なんでそうなったの!」
橙「いやいや、話聞いとったら分かるやろ」
赤「はぁ!?無理無理無理。死ぬ方が1億倍マシ!」
橙「……これ以上言っても無駄やな…」
え、もしかして?
……そのもしかしてだった
橙「まあ、頑張ってー。1年後の如月に迎えに行くわー」
赤「ちょ、え!?って………」
肌で感じた。
これ、降ろされてる。と
今度ジェルと会った時にボコボコにするのを誓いながら
ころちゃんの心配をしながら
この後どうしようと思いながら
降ろされた。
赤「痛った……」
地面に打ち付けられた。
もっとマシな方法はないのか…
と思いながら辺りを見渡す
むむ…なんだここは……
元住んでた場所とは全く違うからよく分からない………
?「あの……大丈夫、です、か?」
最悪だ。人間と遭遇してしまった…
____これから、地獄のような日々が待っているとも知らずに
テラーでの投稿は初めてです…
分からないことだらけすぎて草←
暖かく見守ってくれると嬉しいです💭
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!