いつも の いるま の 部屋 だ …
「 らん 。 」
「 いるま 、 どした の ? 」
「 … 別れよ 。 」
「 … え … ? 」
「 な 、 何で 、 よ … 俺 何か 嫌 な こと した … ? 治す 、 から … す 、 捨てた ら 嫌 だ よ … 」
「 … もう 無理 な ん だ よ 。 お前 重い し … 我儘 だ し 。 」
「 え … ご 、 ごめん … 治す 、 っ … から … 」
「 … そう いう の が だるい … 」
「 ごめん 、 ごめん なさい … ま 、 待って … 行かない 、 で … 」
「 いるま の こと 好き な だけ 、 な の に … 何で … いるま は 分かって くれない の … ? 俺 の こと 好き って 言った の は 嘘 だった の … ? 」
どう して 、 置いて いっちゃう の 。
何で 、 待って くれない の 。
俺 は そんな に 弄ぶ の に ぴったり だった の ?
俺 の こと 、 ほんと は 嫌 だった の ?
何で … どう して … ? 何で 、 なんで なんで … なん 、 で … っ …
嫌 だ 。 あんな に 依存 させた の は 、 依存 して 良い って 言った の は いるま な の に …
俺 から 離れて 行かない で よ 。
… 離れる もん か 。 絶対 、 離す もん か 。
俺 は スマホ を 取り 出して 、 調べ物 を 始めた 。
… らん が 魘されて いる 。 かなり 怯えた 顔 。 止まらない 冷や汗 。 ぎゅっ と 掛け布団 を 握る 手 。
「 … 大丈夫 、 傍 に 居る だ ろ 。 」
俺 は らん の 手 を 撫でて 言った 。
「 … ま 、 まっ … て … 」
らん の 目 から 涙 が 零れ 落ちる 。
… そっか 。 そう いう 事 な 。
「 … そんな ん は 悪い 夢 だ 。 全部 忘れろ 。 」
俺 に も 不安 を 煽る よう な 顔 。
きっと あの 夢 だ 。 昔 から ずっと こいつ が 口 に する 、 あの 夢 。
正夢 に なって しまった 、 あの 夢 。
失くせ 。 幸せ な こと だけ で 良い ん だ 。 俺等 の 関係 に は そんな くだらない 妄想 は 要らない 。
… くだらない 現実 も 、 な 。
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