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透羽▶『』


騎士A▶「」



私は彼の名前だけを思い出せない。


キーンコーンカーンコーン


いつものようにチャイムが鳴る


今日もいつもと同じようにひとりで帰る。


はずだった


『…おっも、』


『んで、日直の仕事私がやってんだよ』


『ノート多すぎるて』


ドンッ


っと誰かに当たった


と同時に


バサバサバサッ


ノートを全て落とす


『った〜ッ 』

『あ、ノート落ちた』

?「あ、ごめんね〜、」

?「あ、ノート落ちちゃったね、」

『あ、いや。大丈夫です』

?「そう、?」

『んしょ、(持』

?「重くない?半分持つよ」

『…ありがとうございます。』

『お名前、なんて言うんですか?』

?「俺〜?」

vau「ばぁう〜」

『…先輩、ですね』

vau「うん。…名前教えてよ」

『星羅  透羽。』

vau「透羽ちゃん」

『なんですか?』

vau「お前背ちっちゃ 」

『死んどけ』


vau「よし!!ばいばーい!!」


『…さよ〜なら。』


今となっては思い出せない彼の名前。


1番大切な彼の名前。


あぁ、もう一度会いたいな


 『私は透羽。現在は大学生になった。 』

『今はまだ1年だ。』

『きっと彼は大学に行っていれば2年だろう。』

友「透羽〜!!移動教室〜!!」


『了解!!』


知らなかった。この友達にも裏切られると。

また君に会いたい。

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