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〜向井side〜
マナト『あーあ。また苦しめちゃったね?自分の所為で。大切なメンバーが。』
🧡『・・・っ・・・』
・・・俺の・・・俺の所為でみんな・・・みんな傷つていく・・・
マナト『ほら、もう闇に、ダークキング様の闇に消えなよ。この世界にもはやキミの居場所なんてないよ。 』
🧡『・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・』
聞いちゃいけへん事は分かっとるのに・・・
目の前にやって来たマナトの言葉を聞いとるうちに息が苦しくなって行く・・・
・・・せや、俺のしたことは許されへん・・・やっぱりこのまま闇に消えた方がええんや・・・
その方がみんなの為なんや・・・
🧡『・・・頼む。・・・これ以上さっくんを・・・動物たちを苦しめんでくれ・・・』
マナト『・・・へぇ。やっと諦めたんだ。』
🩷『はあああああああ!!!』
マナト『・・・!ダークキング様から頂いた闇から抜け出した?うわっ!』
負けを認めて俺は目を閉じてマナトが両手に出した闇に飲み込まれようとしていたけどさっくんが闇から抜け出してマナトを攻撃しておった・・・
🩷『康二!さっきも言ったけどしっかりしろ!諦めんな!』
🧡『・・・もうアカンわ・・・頼むから・・・もう俺に構わないでくれ・・・』
🩷『康二!』
🧡『・・・もう嫌なんや!俺の所為でみんなが苦しむのは・・・!やから!』
🩷『俺の目を見ろ!そして俺の声を聞け!』
🧡『・・・!さっくん・・・』
訳か分からずに混乱しておった俺やけどいつもよりも強い口調のさっくんの言葉に動きを止めて目の前に居るさっくんを見つめる。
🩷『・・・ごめんな・・・こんなに苦しめて。助ける、守るって決めたのに俺は全然約束を守れてない・・・こんな俺がそばに居ても信じられないよな・・・』
🧡『・・・それは・・・』
🩷『俺だって康二の事を蓮とラウールの事を苦しめてしまっているんだ。悔しいよ。』
🧡『・・・!そんな事・・・』
さっくんもふっかさんも照兄もしょっぴーも舘さんも阿部ちゃんも・・・
そしてめめとラウールも・・・
みんなみんな俺を支えてくれとるんや・・・
感謝してもしきれへん・・・
🩷『・・・だけど、それでも俺は・・・俺たちは康二の事もそして蓮とラウールの事も必ず守るから。そう6人で誓いあって覚悟を決めたんだ。・・・信じられないかもしれないけど俺はSnowMan9人でいる時間が好きだから。大好きなものは守る。』
涙を流しながら抱きしめて優しい声で優しい言葉を掛けてくれたさっくん・・・
🧡『・・・もうそんなに謝らんでくれや、さっくん。・・・俺はみんなを・・・8人を信じとるから。それに俺もSnowMan9人でいるあの時間が好きや・・・。・・・やっぱり闇に消えるなんて嫌や・・・』
🩷『・・・康二・・・。』
何度も何度も闇に惑わされてその度にみんなに心配させてしまっとる・・・
やけどやっぱり俺が信じるのはSnowManのみんなだけやな・・・
マナト『・・・大人しく闇に消えてればいいのに。』
🩷『うるせぇ!お前の方こそさっさと消えろよ!』
マナト『・・・キミの方こそうるさいなぁ・・・!』
🩷『・・・くっ!』
さっくんに吹っ飛ばされていたマナトが再び立ち上がって一瞬で俺たちの目の前に動いてきた。
ボロボロになっとるさっくんがマナトの攻撃を受け止めきれずに身体に傷ができていく・・・
それにさっき魔獣に噛まれていた足から出血しとるし痛々しい・・・
・・・でもさっくんが傷ついたんは他でもない俺の所為や・・・
俺が彼奴の言葉に弱みを見せてしまった所為・・・
やから彼奴は俺が倒さへんと!
🧡『さっくん!』
🩷『・・・!康二!』
俺の声に咄嗟に反応してくれたさっくんがマナトの側から離れた。
そして俺はマナトの周りに砂を巻き起こした。
マナト『・・・何?無意味だってまだ分からないのか?』
小さい獣人族の姿のマナトの冷たい瞳が俺を見つめてくる。
少し怯んでしまったけど俺は切り替えて砂の威力をどんどん強めていく。
マナト『・・・たしかに強力な砂嵐だ。けどボクの闇で吹き飛ばしてやる!』
🧡『はあああああああ!』
マナト『なっ!?』
マナトは闇の衝撃波を打ってきたけど俺は力を込めて砂の量を多く出す。
マナト『何故だ!?ダークキング様の闇だぞ!それなのに吹き飛ばせない!?』
予想外の事が起こっとるのか目に見えて焦りを露わにするマナト。
🧡『俺はもう負けへん!みんなを・・・SnowManのみんなを信じて戦うんや!』
マナト『・・・くそ!何が絆だ!そんなもので闇の力が・・・』
🧡『はああああああああああああ!!!』
マナト『調子に乗るなあああああ!!!』
精一杯の力で砂を巻き起こしているのにマナトの力で跳ね返られそうやった・・・
・・・マナト・・・いや、ダークキングの闇・・・俺たちが闇に支配されていた時よりも確実に強うなっとる・・・
・・・ダークキングがもうすぐに目覚めるのか・・・
🩷『康二!今は目の前の敵に集中するんだ!此奴を倒すぞ!』
🧡『・・・!さっくん!』
マナト『・・・ちっ💢💢💢邪魔者が!』
🧡『余所見すんなや!お前の相手は俺やぞ!』
さっくんが粒子でマナトを攻撃してくれて注意が逸れた隙を見て俺は砂でマナトの事を飲み込んだ。
マナト『うわああああああああああ!!! 』
俺の砂嵐の中でマナトの叫び声が聞こえてきとったけど消滅したのか暫くすると静かになった。
🧡『・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・』
🩷『・・・康二!・・・大丈夫か!?』
🧡『・・・さっくん・・・』
力を使って地面に座り込んだ俺の元に駆けつけてくれたさっくん・・・
やけど噛まれた足を引き摺って身体も傷だらけ・・・
🧡『・・・ごめ・・・』
🩷『すげぇな!康二!』
🧡『・・・え?』
謝ろうと俯いた俺の言葉を遮って勢いよく言葉を出したさっくん。
さっくんの目が凄くキラキラしとってまるで少年のような感じ・・・
🧡『・・・えっと・・・さっくん?』
🩷『いつの間にそんな強くなったんだよ!康二の強さは知ってるつもりだったのにまだそんな強さがあったのか!』
🧡『・・・いや、別に俺は・・・』
🩷『俺も負けねーからな!もっともっと強くなってやる!』
・・・すごいなさっくんは・・・
マナトもそうやし、バルデスにダークキングの強さを目の当たりにしとるはずなのにそれでも明るくて元気で決して希望を捨てへん・・・
🩷『康二。』
🧡『・・・え?』
今まで勢いが凄かったのに一変落ち着いた声で近くにおったネコちゃんに声をかけた。
🩷『俺たちはもちろん、この子たちも誰も康二の事を恨んではない。動物だってちゃんと理解してるんだよ。全部悪いのは闇だって。』
さっくんの言葉通りに俺のところに来てくれて擦り寄ってくれたネコちゃんとワンちゃんたち・・・
🧡『・・・ありがとう・・・』
さっくんの優しさと動物たちに触れて俺の目から涙が溢れとった・・・
バルデス『・・・ことごとく邪魔をしてくれるな。』
闇の世界で静かに地球の・・・SnowManの戦いを見つめていたバルデス。
感情は一切表さないのだが、自分が送り込んでいた下僕たちが次々と倒されたことにさすがのバルデスも怒りの感情が込み上げていた。
人々を襲い、闇は着実に集まっておるが、狙っている向井、目黒、ラウールを再び闇に支配しようとしているのだが6人が必ず立ち塞がって思い通りに行っていなかった。
ダークキング『・・・別に構わぬ。』
バルデス『・・・!ダークキング様。お目覚めですか。』
真っ黒な巨大な塊と大きな赤い瞳がバルデスを背後から見つめていてダークキングに向かってバルデスは地面に座り頭を下げた。
ダークキング『・・・バルデス、其方のおかげで闇は十分どころか溢れかえるくらいに集まった。』
バルデス『それは何よりです。』
ダークキングの身体は以前よりも遥かに真っ黒い塊となっていて闇の力が上がっていた。
ダークキング『・・・では我が動く前の最後の遊びとして・・・SnowManに・・・あの3人に本当の絶望を見せてやろう。』
ダークキングはゆっくりと言葉を出しながら右手の上に真っ黒な球体を作り出した。
ダークキング『・・・我の闇で作ったSnowManどもの世界でいえば伝説上の生き物だ。それを暴れさせろ。我が動くまでに全てを破壊するのだ。・・・そして奴らをまたこちらに・・・闇に連れて参れ。』
バルデス『承知致しました。』
ダークキングから黒い球体を受け取ったバルデスの姿が消えていった。
ダークキング『・・・ふふふふふ。さぁ見せてみろ。貴様たちの絆とやらで我の闇を打ち消して見せよ!』
誰もいなくなった空間でダークキングの不気味な声が響き渡っていた・・・
#ご本人様には関係ありません
るる

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コメント
1件
よかった、康二が再びみんなを信じることを選んだところが本当に胸に響きました。さっくんの「俺たちは康二のことを恨んでない」って言葉、あの場面にぴったりでしたね。動物たちが擦り寄ってくる描写も優しくて、読んでいてじんわりしました。 ただ…ラストのダークキングの様子が不気味すぎますね。伝説上の生き物を放つって、次はもっと大きな試練が来そうで怖いです。でも康二が「負けへん」って言い切れたのは大きいなと。次話も楽しみにしてます!