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「おう志麻、来たか! 待ってたぞ」
病室に入ると、ベッドで身を起こしていたおじいちゃんがこっちを見て顔を輝かせた。短く刈り込んだ白髪頭に、七十を越えてるとは思えないほど引き締まった体格。額には古い大きな傷跡が走っている。
「あのさおじいちゃん! さっきの……」
「こっち来い、志麻。ほれ」
あたしを手招く腕には、点滴の管が繋がっている。あたしはため息をつくと、ベッドわきの椅子に腰かけた。
なんだかんだいっても、やっぱり心配だ。
「突然倒れるなんてすごく心配したよ。具合はどう……」
「志麻。お前ェ、男の一人や二人いるのか」
「……は!?」
湿っぽい気分が吹っ飛んだ。
「な、何聞いてんのいきなり!?」
「お前ェがそんな色気もクソもねぇ格好して***********************
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