テラーノベル
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「Playerさん」
Johnは貴方を見るなり可愛らしく微笑んだ。
「殺したりなんてしないよ、怖がらないで」
その言葉に嘘は感じられなかった。貴方は安心して胸を撫で下ろした。
「ねえ」
Johnは貴方に近づく。
「抱きしめてもいい?なんだか寂しくて」
あなたは少し考えてから了承した。
「へへ、あったかい」
貴方に抱きつくなりそう言うJohn。
彼の柔らかい頬、幸せそうな笑顔。
視界に写る全てのものが貴方にとって癒しだった。
「んふ、なあに」
貴方はもちもちした頬を指で優しく突くと軽く引っ張る。
「なひしへふの?ふへいはー?(なにしてるの?Player?)」
少し困ったような彼の反応に貴方は笑顔になる。
「わっ」
貴方はJohnに抱きつく。柔らかいお腹がクッションとなって貴方を受け止める。
「Player〜…?」
Johnは貴方の頭を撫でてどうしようかと考えていた。
あまりこういう状況に慣れていないみたい。
「それ、くれるの?」
貴方はクレープをJohnにプレゼントした。
「うれしい、ありがとうPlayer」
彼はクレープを受け取ると、片手だけを使って一生懸命頬張る。
クリームが口元に付いていて、指摘しようかと思ったがやめた。
健気にクレープを味わう彼が可愛かったから。
「ごちそうさま、ふふ」
満足気に微笑む彼に貴方も笑顔になる。
「クリーム?どこ?」
貴方は食べ終わってからやっとクリームがついていることを指摘した。
「とって」
にやにやしてそう言うJohnに貴方は躊躇いなく指でクリームを拭った。
「舐めちゃうの?」
指についたクリームを舐めると、Johnは少し顔を赤くした。
「なんか恥ずかしいね、へへ…」
その笑顔にはすこしの恥じらいと嬉しさが含まれていた。
コメント
2件
サングラス二重に掛けても眩しすぎて目の前が見えないのはなぜだッ!!
うん、好き。(遺言)眩しすぎて私には…私には見れない…!!!!