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太中

にょた百合

少しグロいかも

BEAST

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太「ふふっ嬉しいこと言ってくれるね」

中「……ッは?ッ起きてたのかよ !……」

しかも、心の声ダダ漏れとか……

ガチで恥ずいやつだ

今後会う時、絶対イジって気やがる

今だってこんなに、ニヤニヤしてやがるのに…

太「中也は可愛いね〜♡」‪

と、言いながらより強く抱き締めてきた

俺は首領の胸を押し付けられている状態になって一寸恥ずかしくなって、顔を紅く染め上げた様子を見た首領は、喜んで

太「可愛いね〜♡可愛いね〜♡」

なんて、猫撫で声で俺の頭を撫でてきた

俺は、更に恥ずかしくなり、首領の胸に顔を埋めて隠した

正直今すぐにでも、突き放したいが、胸以外どこを突き放したらいいのだろうか

今、その胸は俺の顔の前にあるのに、どうやって突き放せば良いのか 俺には検討もつかない 誰か助けてくれ

そうやって馬鹿なことばかりぐるぐると考えていると、首領が

太「今、起きたばっかで悪いんだけどね 中也今日遠いところに仕事があるのだけどさ」

抱き着いたままで言うので俺は、頭の処理に時間がかかった

太「私さ、中也を離したくないのだよね でも、そういう訳にもいかない…だからさ、発信機だけつけといてくれないかな?私も発信機付けるし、中也が今何処にいるのか知りたいし…♡」

…鎖から大分マシになったなとか思いつつその交渉を呑んだ

中「でも、発信機ってどこに付けるんだよ」

と、抱き着かれながら、言ったので、声が籠って一寸聞き取れづらかったかもしれない

それでも、首領はちゃんと俺の言葉が聞こえていたらしく

太「中也の邪魔にならないところでいいよ あ、でも落とさないところでお願いね」

中「分かった……」

その会話を終えてから、やっと首領はベッドからおりた 俺もやっと解放される

そして、身支度を一緒に済まして、一緒に通勤することになった

下には黒い高級車が時間を計ったかのように現れた

俺達の横に停車すると、無言で後部座席の扉が開く

そして首領が

太「ポートマフィアまで」

首領は運転手に云って、窓の外の風景を見た



ポートマフィアに着くと、首領が

太「中也は、そのまま仕事に向かって 中也の部下達はもう現場に向かわせているからさ」

中「分かりました」

と、言い一礼した

そして、黒服に

「今日の任務先まで頼む」

俺は運転手に一言だけ云って、目を閉じた

車内で、内ポケットに発信機を入れた

中「今日の任務の詳細は?」

部下「こちらです」

運転手が渡してきた書類に、俺は目を通した

俺は、その書類を、小石でも投げる様なぞんざいさで、座席に放り投げた


目的地に着くとそこは、薄寒く、薄気味悪い、と表現することもできた。

そして、辺りを取り囲む雑木林が蠢いていた

そして、俺の後ろには部下達が並んでいる

此奴らは、俺の大切な部下だ

今日の任務では、誰一人も欠けたくない

そして、前から標的と思われる人物が踏み込んできた

俺達に負けず劣らず、俺達の倍以上の部下を連れていた

そこからは、戦場の始まりだ

俺の後ろから、狙撃音、爆音、破裂音、大地が崩れる音、死者の悲鳴が聞こえる

その音を聴きながら、俺も戦いに参加する

俺が、戦いに参加する前には、敵の半数が殺られていた

俺は、その半数を担当した

部下達が敵の半数を殺した時間よりも早く、片付いた

部下達の怪我は少なく、とても俺は安心した

一人の部下だけを除いて

そいつの後ろには、地面の死体と混じりながら、死に損ないがいた そいつの手には、小型拳銃が握られていた

その拳銃の先は、部下の後頭部に向けられていた

突きつけられている訳でもない だが、死に損ないの目には、拳銃を頭に突きつけられ、引き金を引けば、今すぐ殺せると言う自信に満ち溢れた目をしていた

そいつの存在を俺が確認した時には、もう遅かったのかも知れない

俺は、部下に危険を知らせながら、部下の元に走っていった

そして、死に損ないが引き金を引いた

その弾は、俺の左腕を貫き、部下の後頭部を貫いた

部下が前のめりに倒れる

部下の返り血が俺の顔に飛び散って垂れた

俺は、右手で、傷口を抑えながら部下の状態を見に行った

俺は、その時は本当に馬鹿だったのだろう

普通の人間が後頭部を撃ち抜かれなんかしたら、即死なんて、安易にわかるだろうに

死に損ないが死んだことは確認できたのに 何故分からなかったのだろうか

俺は、部下の死体を見て、傷口を抑えていた右手を口にまでもってきた

きっと俺の顔は、血まみれだろう

そして、首領から帰れとの指示が来たので、そのまま帰った

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お疲れ様でした

少しグロかったかも知れません

ダメな人すいませんでした

最後まで見て頂きありがとうございました






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