⚠Attention, please🌧
・この小説はsxxn(紫くん中心)さんを体調不良にするお話です 。
・nmmnです 。
・本人様と関係はありません 。
・体調表現等苦手な要素などありましたらブラウザバックをお願いします 。
・嘔吐表現注意 。
今回は紫くんの偏頭痛です ! それでは本編どうぞ !
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紫「ん、ッ……」
桃「……?いるま大丈夫?」
紫「ん、…だいじょぶ、…」
明らかにしんどそうな顔をしながら時々顔を顰める彼の姿をみて心配になり大丈夫?と声をかけてみる。すると絶対に大丈夫じゃなさそうな声で大丈夫、と返事が返ってくる。
少しぐらい頼ってくれてもいいのにな、
桃「頭痛いの?」
紫「………なんでわかったん、」
桃「んー、なんとなく」
桃「雨降ってるし」
紫「そ、……」
普段では考えられないくらい弱々しい返事しか帰ってこなくて、相当しんどいのでは…?と思いながら再び声をかける。
桃「薬飲んだ?」
紫「……のんだ、」
紫「…ぜんぜん効かねぇ、……笑」
桃「いやいや笑ってる場合じゃないでしょ、」
紫「……別に慣れてるから、…………」
こんなのに慣れちゃだめだろ、
紫「…………っ、」
桃「…?どうした、」
紫「ッ…や、……うん、」
紫「………トイレ行ってくる、」
桃「トイレまで行ける?」
紫「……ッ、」
少し瞳を揺らしながら、いるまは小さく頷く。
その後何歩か歩いたところで、いるまが急にしゃがみこむ。
桃「行けてないじゃん、」
桃「大丈夫、?」
慌てて俺が駆け寄って顔を覗くと、今にも泣き出しそうな顔で口元を抑えていて、体が小さく震えている。俺はすぐに状況を理解した。
桃「吐きそう、?」
紫「…………、」
桃「……なんか、袋かゴミ箱、」
俺は近くに落ちていた袋を手に取り、いるまの口元にあて、強めに背中を擦る。
桃「大丈夫大丈夫、」
紫「ッ、…ふ、……」
紫「んぐッ、……」
桃「大丈夫だからね、出しちゃお」
目から涙が零れる。もう多分限界は近い。いるまには申し訳ないけど、もう少し強めに背中を擦る。すると急に背中がびくんと波打ち、袋が重たくなる。
紫「ぇぼっ、……おぇぇ゛っ、」
紫「げほ、…っ、ッ~、」
桃「大丈夫、上手に吐けてるよ」
袋にびたびたという音を立て、吐瀉物が落ちる。
紫「ぅえ゛ッ……は、っ、……ひゅーッ、ぅ、ひ、」
桃「呼吸乱れてるから深呼吸しよ、吸ってー吐いてー」
紫「ひゅ、……かひ、……ぅぅ、……ひゅッー、」
桃「落ち着いて、ちゃんと息吸ったら大丈夫。」
紫「ひゅー、ひ、……すっ、…すぅッ、…」
紫「げほ、げほげほッ!ぉえ゛っ、」
桃「大丈夫だよー」
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数分後。なんとか収まり、いるまを寝かしつける。
今日たまたま俺がいるまの家で作業してたから居たけど、1人だったらどうしてたんだろう、と考えると寒気がする。
早く雨が止んで体調良くなるといいな。
桃「早く元気になれよ。おやすみ。」
いるまには聞こえないけど、小声でそう呟いた。
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pixivにあげたやつです、お久しぶりです、今年もよろしくお願いします
コメント
4件
あの!お話の書き方が凄い好きです!次の投稿も待ってます✨
雨水。さま!!お久しぶりです、!! ケムリノ木です!!!相変わらず素晴らしい作品をありがとうございます!今年もよろしくお願いいたします!!!