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翌朝、僕は唯月さんの家のベッドで目が覚めた。
昨夜、僕達は何度も何度も愛し合った。
そのせいで、僕は全身筋肉痛だ。
ベッドから動かなくても分かる。
何かで見た事がある、攻める方が筋肉痛になりやすいとか、
僕がこんな風なら、唯月さんはどんな風なのだろうか。
「お、はよう」
「唯月さん、おはようございます」
「もう、起きてたんだね」
「はい」
唯月さんはそう言いながら、昨夜呆れるほど付けたキスマを撫でる。
「ほら、起きますよ」
僕達はベッドから起き上がりリビングに向かった。
「陽向は顔を洗っておいで」
「いや、今日は僕が作ります」
そして、今はどちらが朝ごはんを作るかで議論をしている。
僕としては、普段作られていてばかりで申し訳ないから作りたいのだが、
唯月さんは僕に朝ごはんを作りたいらしい、
「「いただきます」」
僕達は朝ごはんを食べ始める。
今日の朝ごはんは焼き鮭にほうれん草のおひたし、味噌汁、白米、という和食だ。
この朝ごはんを作ったのは、
「陽向のご飯美味しいな!」
「嬉しい!ありがとうございます!」
なんと言おうと僕だ。
僕は大学院で育んだ説明力を活かし、なんとか僕が朝ごはんを作ることが出来たのだ。
「今日はどこか行くんですか?」
「そうだな、決まってないんだよな」
「それなら、行きたいところがあります!」
「お!じゃあ、そこにしようか」
「はい!」
「失礼します、」
「ハハッ、大丈夫だって」
僕は唯月さんの車に乗る。
普段、車に乗らないからかとても緊張する。
この車には何回も乗ったことがあるのに、
「じゃあ、出発するか」
「はい!」
車は走り出した。
その時、雪が降り始めた。
「唯月さん!雪!」
「そうだな」
「積もるかな?」
「積もったら帰れなくなってしまうよ」
「あ、そっか、」
唯月さんの車のタイヤは雪用タイヤではない、
だから、積もったら帰れなくなってしまう。
「というか、今日は本当にそこでいいのか?」
唯月さんは車の中の空気を変えるように明るく発言する。
「はい、案外良かったりしますよ」
「陽向のおすすめか、それは楽しみだな」
「もう!プレッシャーかけないでください!」
「ハハッ、すまないな!」
僕達は行き先、ショッピングモールに着いた。
「唯月さん、運転ありがとうございました」
「陽向にお礼を言われるならどこまでも運転してやるよ」
僕は唯月さんの今の発言に笑う。
だって、唯月さんなら本当にどこまでも行ってくれそうだから。