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💜「ひ、ひかる!じゃあ飲んでみるからな!」
💜「どうなっても知らんからな!」
💜「爆美女になって、お色気むんむんになっちゃうんだから!」
💛「はいはい、わかったわかった」
💜「ゴクッ」
数分後——
💜「うっ……なんだこの感覚……」
💜「これは……爆美女生誕の予感しかしない……!」
💛「ほらほら、こんなときにふざけないでw」
ひかるは、自然に背中をさすってくれた。
そしてそこに現れたのは——
派手さとは無縁の、
まるで長年連れ添ってきたかのような、
しおらしい“奥さん”のような姿だった。
💛「ちょ、ふっかww」
💛「ガチの奥さんじゃん」
💜「なんだこりゃああああ!!」
💜「想像してたのと全然違う!!」
💛「でもさ……」
💛「これはこれで、めちゃくちゃ“夫婦”って感じだなw」
~~~~~~~
💛「ふっかぁ、ちょっとこのエプロン着けてみて」
💜「ママにする気だな!? まったくもぅ」
深澤は、仕方なくエプロンを身につけた。
💛(……かわいいな)
💜「このまま料理作っちゃおうかな~」
💛「ふっかに包丁持たせたくない。危ない」
そう、いつも料理担当はひかるなのだ。
💛「一緒に作ろ?教えるから」
💜「うん……」
~~~~~~~
💛「ねえ! なにその玉ねぎの切り方w」
💜「だって知らないんだもん!」
💛「これはね、こうやって切るの」
ひかるの手が、上からそっと重なる。
💜「……///」
💛「わかった?」
💜「う、うん」
深澤は顔を赤くしながら、一生懸命食材を切っている。
💛「………」
ぎゅっ。
後ろから、ひかるが静かに抱きしめた。
💜「ちょ、ひかる! いきなり抱きつくな!」
💜「指切ったらどーしてくれる!」
💛「だって……可愛くて、しょーがないんだもん」
💛「……いつも可愛いけどさ」
──────────────
💛💜「いただきまーーす!」
二人で作ったカレーを、並んで食べ始めた。
💛「うん! うまい!!」
💜「ほんとだ!! たまには手作りもいいなぁ」
💛「ふっか、俺が仕事でいないとき、ほぼUberだもんな……」
💛「ってかw 急いで食べすぎw 落ち着いて」
💛「ほら、口ついてるよ」
💜「……」
💜「ねぇ、あなたが取ってよ」
深澤は顔をぐっとひかるの前に出す。
💛「……///」
深澤はにやりと笑った。
💜「ねぇ夫婦っぽいこと、しない?」
💛「夫婦っぽいこと?」
💜「ほら……食べたら、片付け一緒にするとか」
💛「……それだけ?」
💜「けっこうそれっぽくない?」
💛「……まあ、確かに」
二人並んでシンクに立つ。
皿を洗うのがひかるで、深澤はそれを拭く係、淡々と食器棚に入れていく。
💛「はい」
💜「ありがと」
わざと、ひかるの手に触れてみる。
💛「ねぇw ふざけないでよw 」
💜「新婚さんみたいだね」
💛「言うなって……」
しばらく無言。
水の音だけが流れる。
💜「ねえ」
💛「ん?」
💜「たまにはこういう休日も、悪くないなって思った」
💛「……俺も」
💛「ふっかが隣にいると、やっぱ落ち着く」
💜「……今の!夫婦っぽい!w」
💛「ふっw」
💜「ははw」
~~~~~~~
テレビをつけたまま、二人でソファに並ぶ。
バラエティの笑い声が、部屋に流れていた。
💜「ここ、いい?」
💛「ん?どうぞ」
深澤は遠慮もなく、ひかるの膝に頭を乗せる。
💜「あったかい……」
💛「そりゃそうだろ」
長い髪が太ももにかかって、くすぐったい。
💛(相変わらず横顔も綺麗…)
しばらくすると、深澤の呼吸がゆっくりになる。
💛「……寝た?」
返事はない。
💛(無防備すぎだろ……)
💛(起こすのも、もったいないな)
テレビの音量をそっと下げる。
その瞬間
膝の上の感触が、少しずつ変わっていく。
💛「……あ」
髪の長さが戻り、輪郭が見慣れたものに変わる。
深澤は、いつもの姿に戻っていった。
💛(戻ったんだな)
💛(……やっぱり)
💛(俺は、こっちのふっかの方が落ち着く)
💛(ふざけてて、うるさくて、でも隣にいるのが当たり前で)
ひかるは、無意識に深澤の頭を軽く撫でる。
💛「……おやすみ、ふっか」
深澤は目を覚まさない。
でも、ほんの少しだけ口元が緩んだ気がした。
テレビの光だけが、静かに二人を照らしていた。
次回報告会