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ある日の昼時のこと。
皆勤賞で遊びに…手伝いに来ているゲンを千空がからかった。
「暇人なのか?てめーはよ…」
ゲンはそれにムッとしたように返す。
「失礼なっ。俺だって忙しいよ」
「じゃあ何してんだ?」
千空のフリに、ドヤ顔で宣言するゲン。
「千空ちゃん観察!」
「それを世間は暇人っつーんだよ」
ゲンは不貞腐れたように自分の半分白い髪をいじる。
「じゃあじゃあ、千空ちゃんは?」
「人間観察(という名のゲン観察)」
「嘘でしょ」
そこは科学じゃないの…!?ゲンは素で驚く。
「…なら科学ってことにしとくか」
「いやいや、人間観察(笑)も別に悪かないと思うよ〜」
「なんだその含みしかねえ言い方」
千空は眉をひそめる。
ゲンの軽い口調の含み。
絶対何か裏があるタイプのやつだこれ。
「俺メンタリストだから大体のことは分かっちゃう♪」
「あ゙ーはいはい。すげーすげー」
「棒読みで照れ隠ししてる千空ちゃんもかわいいね」
「よぉしこの毒…薬でも飲むか?」
「毒殺しようとしないで!!」
千空は近くにあったフラスコを手にとってゲンに渡す。
「えなにこれ」
「硫酸の濃度薄めたやつ」
「なんて危険物を持たせてんだ」
ゲンはフラスコを押し返した。
「もー、俺だって暇じゃないんだってば」
「知ってる」
「知ってるなら、なおさらからかわないで!!」
どこまでも楽しそうな成人男性(19)を見て、高校生の少年は思わず満面の笑みを浮かべた。
郁不
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341
サウジアラビア
103
Hisui Mizushiro
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