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人間ならざるモノ、それを仮に「怪異」と呼ぶなら、怪異と人間の強さのバランスをどうするか? ということを、新しい連載を始めるときに考えます。
人間が怪異を倒す話があったとして、力で圧倒するのか、いろいろやってギリギリ倒すのか……。たまには怪異をスカッと倒す話を書きたいなとも思うのですが、それをやると「ホラー」よりも「ファンタジー」に近づくんですよね。
例えを出すと、「呪術廻戦」で1年生ズが初めて特級呪霊と戦うところはホラーチックなんですよね。でも五条先生が出て来るとファンタジー、それもヒロイックファンタジーになる。そう考えると、あの作品、1つの作品に次元の異なる強さがあって面白いですよね。たいていの作品では、師匠キャラはあくまで「そのときの主人公より強い」程度、だから話が進むと師匠がザコ化してしまったりする。「強さのインフレ」問題ですよね。
「強さのインフレ」化を避けるには、「強さ」一本槍ではなくて、「種類」を増やし、「相性」を持たせるやり方がありますよね。「スタンド能力」とか、「念能力」みたいな……。
まあそれはともかく。ホラーメインで書いているので、基本的に「怪異は人間では倒せない」か、「倒すことはできるが簡単ではない」話になりがちで、もうちょっとファンタジー寄りの、強い主人公が活躍するような話も、たまには書きたいなって思うのですよ。まあ、そのうちやろうかな……