嗚呼、また夜更かしをしてしまった。僕はその事実を頭が回らない脳と共に押し付けられた。
僕を起こそうと必死な太陽と、僕を起こさせまいと言う布団の壮絶(笑)な戦いが始まった。最初は布団が僕の視線と気分を取り優勢だったものの、太陽の底力、と言うものだろうか。太陽の強い光が布団の壁を越え僕の頭に飛び込んできた。本当、飛び込んできたのが千年に一度の美女とかだったら良いのに。
だけどその効果は絶大で、僕の意識が朦朧としていたところにクリティカルヒット、見事に目覚めてしまった。
「今日も憂鬱な朝が始まった〜〜、。」
そう言って背伸びをする。どうだ僕の完璧なルーティンは。そう言って近くにいた彼女に反応を聞いていた。密かに僕は彼女の反応を楽しみにしていたのだ。
良いと思うよ〜 !夜更かし以外はね?
あれ、バレてた?今日は隈が分からないようにファンデーション的なので隠した筈なのに。流石は隠し事をしていた彼女だ。僕の隠し事くらいすぐ見抜けたか。あはは、彼女には何も勝てないなぁ。
「……何かを忘れている気がするけど、まあ良いか」
いやだめだよ!?今日はなんたって私の蜻ス譌・なんだから!
「…ごめん、なんていった?」
だーかーら!蜻ス譌・だって!
やはり彼女の言葉は聞き取れなかった。多分悪気とか、悪意とか、そんなのはなかったのだろう。だから、そんな言葉は忘れた事にして日常に戻ろう。僕にはその言葉をわかってほしくなかったから。
…胸が痛い。僕みたいなのが彼女みたいな美人と関わるなって事かな?まあいいそれは違うよ!
そう言って彼女は僕を真剣な目で見て言った。
もういいよ、私。待ってるから
「…え?何言って、、」
そう言うと彼女は僕を現実に引き戻した。
…分かってる、分かってんだよ
分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる分かってる
僕が状況を飲み込めてないのも、君が繧ゅ≧豁サ繧薙〒縺?kのも!!分かってるんだ、、、分かってるんだよ、でも!少しでも思っちゃうんだ。君がもしかしたら逕溘″縺ヲ繧んじゃないかって。あの言葉が嘘で、この状況も嘘で、、全部、全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部、ぜーんぶ嘘なんじゃないかって、
まあ、今日も胸が痛むのなら、僕はいつも通りなのだろう。
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