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お題《夜》
俺は大丈夫、だから。
ーーーー
気づいて、助けて。
ーーーー
時計の針が2時を回った頃。
すちは椅子に座ってキーボードを叩く。
目元には隈がうっすらと浮き、
側には睡眠導入剤の瓶が転がっている。
(また眠れない、、、)
パソコンの電源を落とし、常夜灯を点ける。
灯で染まったベッドシーツに飛び込む。
数分経っても眠気はやってこない。
また机へと戻り、パソコンを起動する。
いつもの作業ソフトへとカーソルを移す。
びっしり詰め込まれた文章。
《セルフカウンセリング》の文字列が浮く。
上書きしないままサイトを閉じた。
ふぅっと一息つき、
椅子の背もたれに体を預ける。
ギイっと軋む音が鳴り、体が傾く。
目を瞑っても微睡むことはない。
片手でボールペンを持ち、
そこの棚にあった数学の問題集を手に取る。
ルーズリーフにペン先を滑らせ、
黙々と方程式を解いていった。
ーーー
『なんで仲間はずれにするの?』
『え?これの何が悪いの?』
『うわぁ、、気色悪っ、、、』
『そんなのすちらしくないって、!』
『嘘つかないで、かまちょなの?』
『だっさ、虚しくないの?』
ーーーー
次の日。
「ん”っ、、、」
口から漏れる呻き声と共に目が覚める。
机の上にはボールペンとルーズリーフ。
締め切ったカーテンの隙間から日が溢れる。
時計の針は15時を指していた。
お世辞でも朝とは言えないような時間。
床に転がっているコーヒー缶を開け、一口。
“BLACK”と書かれている通り、
甘ったるさのない苦味が口へと広がる。
(もう日曜って、、、早くねぇか?)
リビングへと戻る足が、
何故だか重く感じた。
ーーーー
『そんなこともできないの?』
『騙すとかサイテーだね、』
『無視とか言いがかりつけないで、!』
『冗談、だよね?嘘だって信じてる!から』
ーーーー
月曜の朝。
椅子に座りっぱなしで固まった体を伸ばし、
カーテンと窓を開ける。
アラームの設定時刻は5:00。
リビングに行き、キッチンへと向かう。
インスタントコーヒーを5杯分入れ、
1杯分のお湯を注ぐ。
(今日はミルクも入れよ、っ)
少量のミルクを入れ、かき混ぜる。
使ったスプーンを置いた時の金属音が、
誰もいないキッチンに響いた。
(今日も学校かよ、、、)
ーーーー
「起立、気をつけ、礼。」
「「おねがいしまーす」」
俺の一言で授業が始まる。
真面目に板書をするが、
内容なんて入ってくるはずがない。
「すちさん、ここの答えは?」
「x=4です。」
「正解。」
簡単な方程式。
それなのに1問解くことすら面倒。
ーーーー
「すちー!勉強教えてくんね?」
「ん?どこ〜?」
「あぁ、そこね、えーと、、、」
ー数分後ー
「ぁあ、そゆこと!?」
「そゆことそゆこと、笑」
「おけありがと、!さっすがクラス代表!」
「んじゃ、まじありがとな!」
クラス代表。
褒められたはずなのに、
どこか痛いのはきっと気の所為。
あと5分ほど時間が残っている昼休み。
もう少しだけ、眠っていよう。
ーーーー
『そんなの人として最低だよ。』
『もっと人間らしくしたら、?』
『何、?自称天才とか、イタすぎない?w』
『人選ガチャミスったって、wさいあくw』
『まじ親友虐めるとか終わってんな。』
『勉強出来ても性格✗✗じゃん。』
『え、冷たっ、ロボットみたい。』
『もう人間じゃねーじゃんww』
ーーーー
「い”っ、、、」
風呂に入って体を洗う。
手首の傷にシャンプーが染み、痛みが滲む。
湯船に浸かっていると、段々と眠くなる。
寝たら死ぬかも、と思考が頭を掠め、
嫌な意味で目が覚めてしまう。
ーーーー
ご飯は味がしない。
親なんて信用できるわけない。
(手料理なんて、怖くて味わえねぇよ、、、)
ーーーー
今日も眠れないまま、
夢の中では、記憶の断片を視る。
ーFin?ー
お題難しすぎるので、
(多分この設定で連載するかぁ、)
と思ってる主ですね。
途轍もなく眠いです ( ᐛ )
誰か助けてください。