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注意事項(必読)
・同名の方々とは全く関係ありません
・全て幻覚
・全配信、ボイス等を追えていない為解釈違いや矛盾が生じてしまう可能性あり
・誤字脱字の可能性あり
・キャラ崩壊
・初めてこの二人を書くので、解釈違いなどがあります
・何でも人向けです
・シャンティの世界線の宇佐美リトと、ただの普通の大学生の佐伯イッテツの話です
「チッ、」
あのじじぃ、俺が酒呑めないの知っててアルコール入れやがったな、おかげで意識が朦朧としてる。
裏の世界にも礼儀て物がある、そこそここの業界に居座ってる俺は裏の人間達の交流も深めないと今後ともあの飴を売れていけない。
面倒くさいと思っているが、やらないといけない。
だが、俺は体質的に酒があまり得意ではない、だからずっと水で飲んでたのに、いつの間にか水と酒が入れ替えられていた、それを知らずに一気飲みしてしまい、このざまだ。
「あぁ〜、気持ちワリィ、」
目の前の物が全部スローモーションに見える、気持ち悪い。此処らへんはあまり治安が良くない。だから此処らでぶっ倒れるのは宜しくないが、そろそろ我慢の限界だ
俺は近くのゴミ捨て場に地べたを付いて、そのまま寝転んだ。
だが、最悪な事に、雨が降ってきた。冷たい水が頭を冷やすがあまり気分は良くない、傘持ってくれば良かったな。
そう思いながら、目を瞑ろうとした時だった
「だ、大丈夫ですか、??」
目を開けると、俺に傘をさしている大学生の青年が居た
自分が濡れるのを気にもせずに俺に傘を差し上げていた
「あんた、人がよすぎだろ、こんな夜遅くに居るゴミ捨て場で寝てる人間に話しかけるなんて、警戒心ゼロかよ」
「それは、ゴニョゴニョ、」
俺の正論に何も言い返せないようで、小声で何か言っているがよく聞こえない
「まぁ、大丈夫だ、ほら、帰った帰った、此処らへんは治安が悪いから早く家に帰れ」
「だったら、貴方も危険じゃないですか!ほら、立って下さい!」
「あ、ちょ、おい!!ッ、!!お”ぇ、」
突然の揺れに酒の酔が回る、気持ち悪さがさらに上がる。
「あ、!御免なさい、!!!」
「いいから、どっかい、ヴ、」
「そんな事を言ってる場合か、!!ほら肩つかまってください!」
酒の酔に耐えきれなかった俺は、まんまとこの男の肩を借りて、雨の中を歩いた。