テラーノベル
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第一幕:はじめに、魔光の騎士あり。
これは不思議な騎士達の物語。
今ここに記す。
語り手:ルドルフ・アルカディア
俺――ルドルフ・アルカディアは暇を潰すために物語を考えていた。
ルドルフ「ん~?」
ルドルフ「思いつかないな……」
その時。
コンッコンッ
ドアがノックされる。
ルドルフ「ん?どうぞ~」
ドアが開く。
そこには、幼馴染みの「森カリオペ」が立っていた。
カリオペ「暇だから来たわよ……」
ルドルフ「そうか~、なら帰れ~」
カリオペ「何故?」
ルドルフ「物語を考えてるから~」
カリオペ「嫌よ、わざわざ来たんだから……」
カリオペは俺の隣の椅子に座る。
ルドルフ「はぁ……」
俺はため息をつく。
ルドルフ「あんまり、引っ付くなよ?」
カリオペ「何で?」
ルドルフ「何となく……」
ルドルフ(言えるわけねぇ~、幼馴染み(カリオペ)が隣にいるとドキドキするなんてな……)
カリオペは目を細めながら俺をジッーと見つめる。
カリオペ「……」
ルドルフ「何だよ?/////」
俺は目を逸らし問いかける。
カリオペ「ただ、見たかったからよ……」
素っ気ない返事を返す。
ルドルフ「お前な~」
俺はカリオペの手を掴む。
カリオペ「ふぇ!?/////」
ルドルフ「ん?どうした……?」
カリオペ「何でもないわよ……/////」
ルドルフ「そうか……?」
カリオペ「ね、ねぇ。一緒に何処か行かない?/////」
ルドルフ「唐突だな……まぁいいが……」
カリオペ「ありがとね、ルドルフ……」
(ルドルフ視点終了)
三人称視点……
荒れ果てた図書館に大量の古びた本が置かれていた。
そして、そこへ二人の少女をつれた青いフードを深々と被った青年が入ってきた。
???「アーク様、どの本を探せばよろしいですか?」
青い髪の少女の声はまるで機械のようだった。
アーク「ゴーレム・テラーと言う本を探せ……」
???「了解しました」
もうピンク髪の少女が機械のように答える。
アーク「頼むぞ……」
???・???「はい……」
少女は本を探し始める。
そして数分後。
???・???「見つけました……」
少女は二人は「ゴーレム・テラー」とラベルの貼られた古びた本をアークに手渡す。
アーク「ご苦労だ……」
アークは本を受け取り、表紙に血で魔法陣を描く。
そして開く。
〈Golem Terror……!〉
その瞬間、本が怪物へと変貌を遂げる。
ゴーレムベルア「グォォォォォ!」
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アーク「行け……」
ゴーレムベルア「グォォォォォ!」
(三人称視点終了)
語り手:ルドルフ・アルカディア
外……
太陽がサンサンと照りつける。
ルドルフ「眩しいな……」
俺はサングラスをかける。
カリオペ「あんた、怪しいわよ?」
ルドルフ「マジ?」
カリオペ「マジよ……」
ルドルフ「なら外すか……」
そんなたわいもない会話を交わしていた。
その時。
一冊の本が目にとまる。
ルドルフ「本……?」
カリオペ「どうしたの……?」
俺は引き寄せられるようにその本を手に取り開く。
ルドルフ「「魔光神官の降臨」か……」
カリオペ「珍しいわね、あんたが小説なんて手に取るのわ……」
ルドルフ「まぁ、確かにな……」
その時。
???「我に共鳴する者か……」
何処からか声が聞こえる。
ルドルフ「誰だ……?」
俺は辺りを見回す。
しかし、カリオペ以外誰の気配もしない。
???「ここだ……」
俺とカリオペは同時に本に視線を落とす。
何と絵が動いていたのだ……
ルドカリ「え?えぇぇぇぇ!?」
俺とカリオペの声が天高く響き渡る。
カリオペ「ほ、本が喋ったぁぁぁぁ!?」
ルドルフ「おま、お前落ち着けよ!?」
???「……」
ルドルフ「まずはちょっと落ち着けよぉぉぉぉ!?」
カリオペ「ちょっと数分待ってよ!」
数分後。
カリオペ「すぅ~」
ルドルフ「大丈夫か?」
???「驚かせて申し訳ない。私の名は「魔光神官ルドルフ・アルカディア」、この物語「魔光神官の降臨」の主人公だ……」
ルドルフ「へぇ~そうなのか……?」
カリオペ「理解が出来ないわ……」
アルカディア「だろうな……」
アルカディア「順を追って話して行きたい所。だが。少々いやかなり状況が変わったな……」
ルドルフ「どういう意味だ……?」
カリオペ「……?」
その時。
一つの影が俺とカリオペの前に降り立つ。
???「見つけた……」
カリオペ「何彼奴……?」
アルカディア「奴はベルア……見たところ、小説の「ゴーレム・テラー」だな……」
ゴーレムベルア「正解だぁ」
ルドルフ「ッ……」
ゴーレムベルアって怪物はニヤニヤと笑いながら、歩み寄ってくる。
ルドカリ「!?」
ルドルフ「逃げるぞ……!」
カリオペ「ちょっと!?/////」
俺は咄嗟にカリオペの手を掴み走り出す。
ゴーレムベルア「逃がすかぁ~」
ゴーレムベルアは俺達を追い掛け始める。
アルカディア「街には行くな!被害が大きくなるだけだ!」
ルドルフ「じゃあどうするんだよ!」
アルカディア「ならついてこい!」
アルカディアは右を大きく回る。
ルドルフ「曲がるぞ!」
カリオペ「はぁはぁはぁ、ちょ、ちょっと待ってよ……」
カリオペは明らかに限界が近そうだ……
ルドルフ「なら……」
俺はカリオペを背負って走り出す。
カリオペ「ちょっと!?/////」
山の麓……
カリオペ「ここって……」
ルドルフ「魔光山……」
アルカディア「ここだ……!」
アルカディアが光り輝く剣の前に浮いていた。
俺はその場所まで歩み寄り、カリオペを降ろす。
ルドルフ「ごめんか、急にな……」
カリオペ「大丈夫よ……」
アルカディア「早速だが、この剣「聖魔剣アルカディア」を引き抜くのだ……!」
ルドルフ「はぁ?」
素っ頓狂な声が漏れる。
ルドルフ「これ引き抜けるのか……?」
アルカディア「昔、我を使った者は引き抜けた。つまり、貴様も出来るはずだ……!」
ルドルフ「意味が理解出来ないな……」
その時。
ドンッ!
ゴーレムベルア「見つけたぁ~!」
ゴーレムベルアが追い付いた。
ゴーレムベルアはゆっくりと歩み寄ってくる。
カリオペ「ッ……!?」
ルドルフ(やばい……)
俺は、急いで剣の前に立ち、柄を掴む。
ゴーレムベルア「無駄だよぉ、それは普通の人間じゃ、まず引き抜けないよぉ~」
ゴーレムベルアはあざ笑う。
ルドルフ「黙れ……!今集中してんだよ……!」
ゴーレムベルア「はぁ?無駄無駄、引き抜けないからぁ~!」
その時。
ゴッゴッゴッ!
台座にヒビが入る。
ゴーレムベルア「え……?」
次の瞬間。
剣が引き抜ける。
アルカディア「よし!これを使え!」
アルカディアは俺に向かってドライバーを投げ渡す。
俺はドライバーを掴み取る。
アルカディア「貴様なら最初から分かるはずだ!」
ルドルフ「あぁ……」
俺は手を目の前にかざす。
ルドルフ「来い!「魔光神官の降臨」!」
アルカディア「今行くぞ!」
アルカディアは俺の左手に飛来する。
そして開く。
〈魔光神官の降臨……〉
〈伝説の騎士「魔光神官ルドルフ・アルカディア」が人々を守る。ただそれだけの物語……〉
〈ノベルドライバー……!〉
俺はノベルドライバーを装着し、「魔光神官の降臨」と魔光剣アルカディアをセットする。
〈魔光神官の降臨……!〉
ルドルフ「変身……!」
魔光剣アルカディアを引き抜く。
それと同時に「魔光神官ルドルフ・アルカディア」の幻影が現れ装甲に変化し装着され始める。
〈魔光抜刀……!〉
〈ウルフブラッド……!〉
〈今、魔光神官ルドルフ・アルカディアと聖魔剣アルカディアが交わるとき、悪を罰する……!〉
ルドルフ1世WB「……」
カリオペ「姿が変わった……?」
ゴーレムベルア「仮面ライダー……」
ルドルフ1世WB「そうか、仮面ライダーか……」
俺は魔光剣アルカディアを構え、ゴーレムベルアに向かって駆け出す。
ルドルフ1世WB「ハァァァァァ!」
ゴーレムベルア「フンッ!」
ゴーレムベルアは拳を繰り出す。
だが。
俺は体を逸らし避け、剣を腕に突き刺す。
ゴーレムベルア「グォォォォォ!?」
ゴーレムベルア「貴様ぁぁぁぁ!」
ゴーレムベルアは激昂する。
その瞬間。
ゴーレムベルア「グォォォォォ!」
ゴーレムベルアは巨大化した。
ルドルフ1世WB「そんなのありかよ!?」
ゴーレムベルア「死ねぇぇぇぇ!」
ゴーレムベルアは拳を振り下ろす。
ルドルフ1世WB「ッ……!?」
ギリギリで避け、剣をもう一度ドライバーにセットする。
そして引き抜く。
〈魔光読破!〉
〈ウルフブラッド……!〉
ルドルフ1世WB「ハァァァァァ!」
俺は剣を投げ捨てライダーキックを叩き込む。
ゴーレムベルア「グォォォォォ!?」
ゴーレムベルアは貫かれ爆散する。
ルドルフ1世WB「ふぅ……」
着地。
そして振り向く。
ゴーレムベルア「お……のれ……仮面ライダー……!」
そしてゴーレムベルアは灰と化し消滅した。
ルドルフ1世WB「終わりか……?」
アルカディア「そのようだ……」
俺は変身を解除し、カリオペに駆け寄る。
ルドルフ「大丈夫か!?」
カリオペ「え、えぇ……大丈夫よ……」
ルドルフ「よかったよ、カリオペが無事で……」
カリオペ「そう……/////」
カリオペは視線を落とす。
ルドルフ「どうした、熱でもあるのか?」
俺は体を縮めカリオペの顔を覗く。
カリオペ「!?!?/////」
カリオペ「へ……」
ルドルフ「へ?」
カリオペ「変態ぃぃぃぃ!」
次の瞬間。
パチィーン!
何故か俺は頬を叩かれてた。
ルドルフ「痛ぁぁぁぁ!?」
つづく……
次回……
新たな仮面ライダーが登場!?
???「俺の名はロマノフ・インフェルノ……」
???「オーロ・クロニーよ……」
そしてまた新たなベルア……
〈Joke Dangerous……!〉
シャークベルア「グォォォォォ!」
ロマノフ「まぁ、見てろよ……」
〈邪眼抜弾……!〉
〈ロマノフ1世の物語……!〉
〈ドラゴンゾンビ……!〉
〈邪眼銃インフェルノと邪眼皇ロマノフ1世が交わるとき、刻さえ撃ち抜く……〉
「第二幕:邪眼の銃、刻を撃ち抜く」
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