こんにちは
早速どうぞ
⚠
ナチ日帝
大丈夫な方はどうぞ
コツコツ…
深夜の時間にある2つの影が見える
?「な、ナチ…まだ?」
ナチス「もう少しだ、頑張れイタ王」
イタ王「う〜…普段はこんな山道を登らないから
疲れるんね…」
そう二人は日帝を取り戻す為に、
薄暗い時間の山道を登っている最中だ
イタ王からは日の出が出る時間に
行けば良いと言われたが
ナチスは夜の方が敵が油断すると
言う事で二人は山道を歩いている
ナチス「…」スタスタ
ナチスは日帝が心配な為
急ぎ足で登っている
イタ王「な、ナチ待って〜!」スタスタ
ナチス?「…」
日帝「?あの、何をしてるんですか…?」
イタ王?「カラスに伝達を任してるんだ」
日帝「カラスに!?」
ソ連?「嗚呼、何か敵が来た場合に
直ぐに伝えれる様にしている」
日帝「…」
心の中
(そう言えば、先輩は今頃どうしてるんだろう…
イタ王も、きっと突然居なくなったから
迷惑を掛けてるよね…)
日帝が心配そうに顔を下に向く
ナチス?「…」
グイッ
日帝「!?」
ナチス?が、突然日帝の顎を持ち顔を自分の
方に向ける
ナチス?「そんな、辛い顔をするな」
ナチス「良いか?お前は誰にも迷惑を掛けていない
直ぐに、自分を責めるな」
日帝「…!」
パッ
手を離しサッと何処かに行く
コツコツ…
イタ王?「…」
ソ連?「わー、あいつのあんな顔初めてみた」
日帝「そう言えば、3人は一緒に、
ずっと前から一緒では無いのか?…」
ソ連?「良いや?俺達が最初に出会ったのは
この裏山だな」
イタ王?「…嗚呼」
日帝「裏山?」
日帝がそう聞き返すと
二人の死神は椅子に座り
足を組みながら語る
ソ連?「まぁ、最初は俺達も普通の人だったんだ」
日帝「人…?」
イタ王?「…育ててくれた老人が居るんだ」
イタ王?は少し考え込む様な素振りを見せ
また口を開く
イタ王?「…俺達は早くして親を亡くしたんだ」
ソ連?「…俺は、山菜取りに行った時
俺がはしゃいで崖の近くにある花に手を
伸ばして落ちそうになった所を両親が
助けてそのまま、落ちて目の前で亡くなった」
日帝「ッ…」
イタ王「…」
ソ連?「まぁ、その後俺は病気で呆気なく
死んだがな」(笑)
ソ連?は少し笑った後
一瞬だけ寂しそうな目を見せながら
ソ連?「死んでも、まだ両親には会えてないんだよな…」
日帝「…」
バンッ!!(扉を強く開ける)
三人「!?」
一斉にドアの方を向くとナチス?が
ドアを足で蹴ったのだろう
片足が宙に浮いていた
ナチス?「…」
イタ王?「ど、どうした?ナチ…」
ナチス?「最悪な状況になった…」
ナチス?「カラスの伝達で
今、別の世界の俺達が向かっているらしい」
ソ連?「はぁ!?もつ見つかったのか!?」
ナチス?「嗚呼…早すぎる…想定外だ…」
腕を組みながらどうするか…と
考える
イタ王?「…一か八かで決めるか…?」
ナチス?「だが、”ソレ”は余りにも危険だ」
イタ王?「それも、そうだな…」
ソ連?「…」
日帝「…」
心の中
(先輩達がこっちに向かって来てくれてるって
事か…!)
イタ王?「…なぁ」
ナチス?「…なんだ?」
イタ王?「この子は家に、返してやらないか?」
日帝「!」
イタ王?「俺達の都合でこんな良く分からない
場所に、連れて来られてこの子も
困るだろう…」
ソ連?「お前、小さい子には厳しいのに
女には優しいよな…」
イタ王?「…昔、婆さんに言われたんだよ」
日帝「お婆さん…?あっ」
老人「…」ニコ
日帝「もしかして…」ボソッ
心の中
(この人達が例の…?)
ナチス?「…断る」
イタ王?「ナチ…」
ナチス?「日帝を手に入れたのに
そんな簡単に手放してたまるか…!」
ソ連?「…ハァ」(ため息)
ナチス?「なんだ、ソ連…そのため息は」
キッとソ連を軽く睨む
ソ連「いや〜?お前って本当に
視野が狭いよな」
ナチス?「あ”?」(低音)
ソ連?とナチス?が歩み寄り
お互い死神の鎌らしき物を取り出す
イタ王?「…おい」
イタ王?「今、俺達がする事は仲間割れじゃない
どうやって、別の世界の俺達を対処して行くかだ」
イタ王?が二人の間に入り鎌を
取り出す
ナチス?「…チッ」(舌打ち)
ソ連?「分かったよ…」
日帝「…」
心の中
(もし、あのお婆さんの話が本当なら
この人達を止めれるのは…)
イタ王?「さて…一斉攻撃でもするか?」
ナチス?「暴れるか」
ソ連?「それは、楽しそうだな」ニヤ
日帝「…」
ナチス「…ここだな」
イタ王「ん?無くない?」
ナチス「まぁ、見とけ」
バッと結界を解く
結界を解いた辺りには大きな屋敷が現れる
イタ王「うわ、すご…」
心の中
(流石、ナチ…妖怪やその辺の事は
強いからね…)
ナチス「行くぞ」
イタ王「うん!」
タッタッタッ
ナチス「…ここが入口か?」
ナチス「そうぽいね…」
ソ連?「お前、結界を解くなんて凄いな」
ナチス・イタ王「!?」
バッ
ソ連?と距離を取る
ソ連?「んな、強張んなよ」(笑)
魔術から鎌を取り出す
ソ連?「さて…暴れようぜ?」
ガシャン
ナチス「チッ…」(舌打ち)
ナチス「蹴散らしてくれる…」
銃を取り出す
イタ王「…」(同じく)
ソ連?「威勢だけは、あいつと似てるな…」
バンッ!!
銃を放つが避ける
ソ連?「死神に勝負を掛ける奴
多分、お前等が初めてだろうか」(笑)
ナチス「だろうな」(銃弾を撃ちまくる)
イタ王「…」
バッ
一気に距離を詰める
ソ連?「!?」
バンッ!!
?「ハァ…ハァ…早く行かないと…」
此処まで読んで頂き有り難う御座います
それでは、さようなら
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好き…へ(゜∀゜へ)ヘッヘッヘッ