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風がふっても折れぬ一輪
〜ヘルナ・ミーゼ前編〜
私には一つ上の彼氏がいた。
その彼氏とは同居を続けて一年が経つ
ただずっと仲良く過ごしていられる。そう思っていたのが間違いだった
誰の腹いせか、ただの逆恨みなのかわからないけれど、私のしごとのデスクには
いつも花はコロコロ変わるけれど
黄色のカーネーション、スノードロップ ロベリア オトギリソウ
などが飾られている。
特に多いのは、クロユリだった。
クロユリは復讐などをさす花 そんな花が、私のデスクに平然と置かれているのだ。
それなのに周りはヒソヒソと近くの人と話しているその中で聞こえてしまったんだ
「ヘルナさんって彼氏にDVされているのにあんなに良い子ぶって
同情でも狙ってるんじゃないの?」
「絶対にそうに決まってるぜ!じゃないとあんな傷を隠さないわけないからな」
と何人かが大声で笑っている
聞こえないように行っているつもりなはずでも聞こえてしまっている。
その彼氏にDVをされている や同情でも狙っている。なんてまるで私と彼氏の釉羽(ゆうは)の人権を必要としていない。
そんな地獄を何度も味わい続けていた。
けれどある日、唯一私を守るためにずっとそんなのデタラメだ!と主張をしている釉羽は
いつしか帰らなくなってしまった。
私はそれにせいぜいしていたのかもしれない。
「なんか肩が軽くなった気がする」
そう 釉羽にずっと無理をさせているそういう思いがあって私は、
フッと軽くなっていたのだろう。
でも、そんなことはなかった
次回予告
風がふってもお折れぬ一輪
〜ヘルナ・ミーゼ後編〜
ヘルナの過去編です!
いい感じに過去編が伸びてきました。しばらく
過去編を投稿します。けれど見てくださると嬉しいです。