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無葉と瑠璃は家(仮)に着いたようだ
瑠璃はなんだかソワソワしている
無葉「…よし」
瑠璃「優葉さん…やっと会える…」
無葉「キモ…」
無葉「優葉〜?」
…
優葉を呼んでも来ないみたいだ…
古い喫茶店の裏には、血痕がベッタリと付いていた
無葉「げっ…なんだよこれ!?」
そう叫ぶと物陰の隙間から出てきたのは…
???「に″″ゅ」
赤黒く、スライムのような見た目をしているが
所々臓器のような物が見える何かがこちらを見ている…
無葉「…ぇえ″″っ、きもちわるっ…」
流石の無葉でも気持ち悪かったようで引き気味である
優葉「ぁ…汗」
優葉「ら、無葉?あははぁ…ジョニー…こんなになっちゃった…あは…」
そう言う優葉の手は血塗れ、スライムのような気持ち悪い物はまさかのジョニーだそうだ…
恐らくあの血痕と関係があるのだろう、
無葉「な″んで!?どうしてこうなった!!?」
琴葉「ぇえっと…黒魔術で…?あはは〜」
まさかの黒魔術で再生を試みたらしい
この世界での黒魔術はタブーとされており、警察に見つかったら即刻アウトである
黒魔術はなんでも錬成できるが、失敗率は高く、割と化け物が生まれがちなのだ…
無葉「お前ら警察に捕まりたいのかよ!!?」
優葉「元はと言えば無葉が踏み潰したからでしょ!?」
琴葉「そうだそうだ〜!!!!」
無葉「ぁあ…もう…ボクは仕方なく!ジョニーを戻してやる為に連れてきたんだよ!!!!」
優葉「ぇっ!?無葉が!?」
琴葉「ジョニーを!?」
無葉「おーい…瑠璃」
瑠璃「はい…瑠璃です」
無葉「こいつ、再生出来るらしいから」
琴葉「ふーん…?」
優葉「凄いね〜!?」
優葉は瑠璃に感心しているみたいだ
さぁ瑠璃!行け!
瑠璃「あの…優葉さん」
優葉「ん〜?」
瑠璃「私の事覚えてますか?」
優葉「ぇっと…」
大分沈黙が続いた
優葉は中々思い出せなくて悪戦苦闘しているみたいだ…
優葉「あ!後輩の!?」
瑠璃「!?ゆゆゆゆゆ優葉さんん!?覚えててくれたんですか!?覚えてて貰えてたなんて!!!!」
急に瑠璃のテンションが上がってみんな驚いてるみたいだ
瑠璃は何故そんなにも優葉に会いたかったのだろうか
琴葉「とりあえず今は…ジョニーを何とかしよ」
琴葉「再生出来るんでしょ?」
瑠璃「まぁ…一応」
瑠璃「ですが…黒魔術となると…数日はかかりますね…」
無葉「マジかよ!?やっぱり醜女共が余計な事するから!!!!」
優葉「醜女って何よ!!!」
黒魔術はある意味呪いのような物なので、解除するには時間がかかるのだ
しかも肉体錬成となると夜の間しか治すことができないらしい…
無葉「とりあえずキモイの嫌だからまともな見た目にしてくれよ!?」
瑠璃「分かりました…数日滞在しますがよろしいでしょうか…」
優葉「えっ?仲間になるんじゃないの?」
琴葉「え″っ…」
優葉「だって…今の所黒魔術しか方法が無いわけじゃん」
無葉「それは…そうだな…」
優葉「瑠璃が嫌じゃなければ…葉花に言うのもありじゃない?」
瑠璃「いいのですか…!?」
無葉「いいんじゃね?ボクは知らない」
琴葉「まあ…優葉が言うなら…」
優葉「じゃあ決まり〜!!!!瑠璃は仲間ね!葉っぱの仲間入り!」
琴葉「そうすると名前…変えないとじゃない?」
瑠璃「そうなんですか!?」
優葉「まぁ〜1文字取って瑠葉でいいんじゃない?」
琴葉「…優葉に名前付けてもらえて良かったじゃん」
瑠葉「はい!ありがとうございます」
こうして瑠葉は仲間になった…
ジョニーは何とか治して貰う事が出来るらしい…
次回、葉花に認めて貰えるのか!!!!頑張れ!瑠葉!